ウェディングスタイル別 
お呼ばれドレスコーディネート
プロのアドバイス

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お呼ばれドレスコーディネート

2020.12.17 2020.12.17

結婚式の招待状が届くと「アレを着ていこう」と思い浮かぶのは、毎回同じ服だったりしませんか?でも、一口に「結婚式」と言っても、場所も雰囲気も違うので、その場に合わせた装いを心掛けたいもの。CORDYでは、ホテルウェディング・レストランウェディング・二次会の3つのシチュエーションに合わせたお呼ばれドレスコーディネートを工夫してみました。

目次

  1. ■マナーを守るだけではもったいない
  2. ■ホテルウェディング編露出を控えて上品なフォーマルスタイル
  3. -3つのコーディネートチャレンジ-
  4. ■レストランウェディング編カラフルな装いやノースリーブもOK
  5. -3つのコーディネートチャレンジ-
  6. ■二次会編上品よりも華やかさや個性を意識しよう
  7. -3つのコーディネートチャレンジ-
  8. ■まとめ毎回、決まったコーディネートは“手抜き”

■ マナーを守るだけではもったいない

マナーを守るだけではもったいない
ワンパターンコーデから抜け出そう

黒のワンピースにオーガンジーやレースのショール、アクセサリーはパール。結婚式に招待されると、いつもこんなワンパターンなコーディネートになっていませんか?
実は、こうしたコーディネート、マナーには反していないかもしれませんが、TPOにマッチしているとは限りません。たとえば、最近はレストランやガーデンなどで行われるカジュアルなパーティも増えていますが、あまりにフォーマル過ぎると、そうした場所にはそぐわなかったりします。

同じワンピースでも、シューズやアクセサリー、バッグなどのコーディネートを工夫するだけでも、ガラリとイメージチェンジすることができます。
マナーを気にするだけでなく、結婚式場のテイストやパーティスタイルなどに合わせた装いを工夫するというのは、自分自身のおしゃれを楽しむだけでなく、新郎新婦を祝福する気持ちの表現にもつながります。

ではここから、ホテルウェディング、レストランウェディング、二次会、3つのシーンでどんな工夫ができるか、CORDYレポーターのご提案を紹介します。

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■ ホテルウェディング編 露出を控えて上品なフォーマルスタイル

露出を控えて上品なフォーマルスタイル
格式高く落ち着いた場所に相応しく

キーワードは「フォーマル」「オーソドックス」。理由は、ホテルという場の格式や結婚式が行われる会場が木目調など落ち着いた雰囲気であることも多いため。派手、カジュアル過ぎると、その場に馴染みません。ウェディングスタイルや新郎新婦の衣装も「王道」な雰囲気になりやすいので、ゲストも合わせたいところです。

革製品やアニマル柄はNG、靴は原則、ヒールなど様々なマナーもありますが、押さえておきたいポイントは露出を控えること。スカート丈はひざ下、ノースリーブの場合は羽織るものを用意して、品よくまとめましょう。

-3つのコーディネートチャレンジ-

case 1.ブラックワンピースの王道コーデ

ブラックワンピースの王道コーデ
ウエストのパールがアクセントになった上質ワンピース

ウエストのパールが印象的な黒のワンピース。挙式などで羽織るショールは大胆なドット柄。ウエストのパールを連想させるデザインです。無地だと味気ない、柄物でも主張しすぎないものという視点で選びました。イヤリングもウエストのパールと合わせて白いお花のモチーフ。アクセントにツヤ感のあるビーズバッグを合わせて、暗くなりがちなブラックコーディネートを華やかにまとめています。

case 2.個性的なプリントワンピースに遊び心をプラス

個性的なプリントワンピースに遊び心をプラス
シルエットが美しい個性的なプリントワンピース

フラワープリントが華やかなワンピース。ウエストにタックが入ってふわっと広がるスカート、上品なミモレ丈、ハリのある素材など、シルエットはフォーマルながらも、遊び心のあるデザインが個性的な1着です。小物も王道ではなく、少し個性的なものを選んでいます。たとえば、ケープカラーのショールはクラシックな印象ですが、アシンメトリーな羽織り方を、バッグはきんちゃく型を合わせて抜け感を演出といった具合。

case3 .ロングドレスが主役のシンプルコーデ

ロングドレスが主役のシンプルコーデ
ロングドレスは袖付きがおススメ

ロイヤルブルーのロングドレス。一般的に、ロングドレスは上半身の露出が高いデザインが多いですが、今回選んだドレスは袖が付いています。挙式などに参列する場合は、どうしても羽織るものが必要ですが、ロングドレスは1枚で着ることを前提にしているので、ショールなどを羽織ると重くなるなどバランスが崩れがち。そのため、結婚式でロングドレスを着る場合は、袖のあるデザインがおススメです。
コーディネートはドレスを主役としたシンプルスタイル。バッグは小さめのクラッチバッグが相性◎。顔回りがシンプル過ぎるとドレスに負けてしまうので、存在感のあるパールのイヤリングをチョイスしています。

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■ レストランウェディング編 カラフルな装いやノースリーブもOK

レストランウェディング編
等身大のおしゃれを楽しもう

基本的に、ホテルほどフォーマルさを求められません。ホテルの場合、ブラックやネイビーなど落ち着いた色がおススメですが、レストランの場合は、多少、華やかな色でも浮かないと思います。また、挙式は省略、食事中心というケースも少なくないので、ノースリーブでも問題なかったりします。フォーマルを意識しすぎず、等身大のおしゃれを楽しんでよいのではないでしょうか。

レストランのグレードに合わせる必要はありますが、今回は、結婚式に参列するというよりも、レストランに食事を楽しみにいく感覚でコーディネートしてみました。

-3つのコーディネートチャレンジ-

case.1 ピンクワンピースを程よい甘さに

ピンクワンピースを程よい甘さに
黒いパンプスで甘さを引き締め

レースとプリーツを組み合わせた、ピンクのかわいらしいワンピース。モデルSATOMIのスイートな雰囲気にもぴったりです。シューズはワンピースの甘さを引き締める黒いパンプス、バッグは、トレンドのきんちゃく型を合わせました。クラッチバッグだとコンサバな印象になりますが、かっちりし過ぎないきんちゃく型を選ぶことで抜け感を演出しています。
アクセサリーはモデルの雰囲気に合わせた、かわいらしいお花モチーフのイヤリング。大ぶりサイズなので、顔回りが華やかになります。

case.2 黒を使わない若々しく軽やかなコーディネート

黒を使わない若々しく軽やかなコーディネート
小さめサイズのクラッチバッグは低身長もバランス良く

明るい黄色のワンピースは、22歳のモデルKIIの若々しさを際立たせてくれます。コーディネートは黒いアイテムを一切加えず、軽やかに。バッグは、小さめサイズがイマドキなゴールド系のクラッチバッグ。特に、低身長の人は小さいバッグの方がバランス良くまとまります。イヤリングは、流れるようなキャスケード型のパールピアス。首のラインをすらりと見せてくれます。

case.3 トップスの「一点豪華主義」

トップスの「一点豪華主義」
ボトムスがデイリーユースでもパーティ仕様に

鮮やかなピンクのトップスを主役にしたセットアップコーディネート。結婚式の参列ファッションと言えば、ワンピースが主流ですが、トップスの「一点豪華主義」もおススメです。ボトムスがデイリーユースでも一気にパーティー仕様になるし、普段のちょっと特別なおしゃれにも活躍します。コーディネートはピンクのバッグでトップスとリンクさせています。

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■ 二次会編 上品よりも華やかさや個性を意識しよう

二次会編
小物のアレンジでイメージチェンジ

よそ行き過ぎない、普段のおしゃれに近いパーティーファッションを楽しめる場。ナイトタイムに行われることも多いので、上品さや爽やかさというより、華やかさや個性を意識してみてはいかがでしょうか。

披露宴、二次会の両方に参加することも少なくありませんが、その場合、二次会バージョンにアレンジするための靴や小物を、近くのコインロッカーなどに預けておくのもおススメです。たとえば、同じブラックドレスでも、ストッキングをレースなどの柄物に変えたり、バッグを持ち替えるだけでも、ガラリとイメージチェンジすることができます。

-3つのコーディネートチャレンジ-

case.1 王道ドレス × ショートブーツ

王道ドレス × ショートブーツ
王道ワンピースも小物でカジュアルに

ホテルウェディング編でも紹介したブラックドレスにショートブーツを合わせてカジュアルに。トレンドのファーのバッグで個性を表現しています。イヤリングはウエストのパールとリンクさせたコーディネート。フレアスカート、ブーツと下に重心を置いているので、イヤリングは小ぶりなサイズでスッキリまとめてみました。

case.2 甘めワンピース × レギンス

甘めワンピース × レギンス
頑張りすぎない抜け感を意識

レストランウェディングでも着用した、ピンクのワンピースに、レギンスとフラットシューズを合わせて、頑張りすぎない抜け感を演出。バッグとアクセサリーはナイトパーティを意識。星の形のクラッチバッグはアクセサリー感覚で、イヤリングはスワロフスキーがキラキラと輝く、大振りな存在感のあるものを合わせています。

case.3 フューシャピンク × 黒

フューシャピンク × 黒
ナイトパーティを意識

レストランウェディングでも登場した「一点豪華主義」のトップスに、白ではなく黒を合わせてナイトパーティを意識したコーディネート。シューズもピンクと黒の華やかなデザインを合わせています。ピアスとバッグは星モチーフでリンクさせました。

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■ まとめ 毎回、決まったコーディネートは“手抜き”

「結婚式に呼ばれたらコレ」と決めてしまうのは、おしゃれの放棄、“手抜き”とも言えます。その日の装いをあれこれ工夫して臨む方が、新郎新婦も喜んでくれるはずです。招待されるたびに、新しい服を揃えなくても、TPOをわきまえて、コーディネートを工夫することで、新郎新婦への祝福の気持ちも、より一層伝わるのではないでしょうか。