近くで見ても完璧な花嫁姿を叶えよう
まだまだ、大人数での集まりを自粛する傾向が強い中、「結婚式を挙げるなら少人数ウェディングかな?」と考える方も多いのではないでしょうか。そんな方におススメなのが、ディテールまで美しいウェディングドレス。少人数ウェディングは、60名、70名のパーティーと比べて、ゲストと近い距離で会話を楽しむ機会も増えがちです。そんな時、レースや刺繍など細部が光るドレスは、ゲストの目に素敵に映るだけでなく、近い距離から撮影しても美しく、完璧な花嫁姿を演出できます。
1.ディテールで差をつけるおしゃれドレス
デコルテや背中などディテールにトレンド要素が散りばめられていて、近くで見てもおしゃれ感満載のドレス。トレンド要素は、たとえば、レースが素肌に直に乗っているかのようなシースルーレース、ボレロのレースの配置などアシンメトリーなデザイン、バックスタイルは少し深めのVカットでほっそり見せる工夫をしている点など。ウエストラインや胸元なども、日本人花嫁にも抵抗がない程度の絶妙なバランスを意識しています。スカートのフリルがエレガントな縦ライン、ボレロの袖もノースリーブといった点で甘さを押さえ、大人花嫁にも甘すぎない「愛らしさ」を表現していただけます。
レースボレロは外すこともできる2Wayドレス。挙式ではビスチェスタイルにベールを合わせてすっきりと、ゲストと近い距離で過ごすパーティーではボレロを羽織って露出を控えるといった着こなしもできます。
スカートは、風になびいたり光を透過する軽やかなソフトチュールを使用。解放感あふれるリゾートウェディングやガーデンウェディングにおススメです。
ショップ情報:Cinderella & Co.(シンデレラアンドコー)
オリジナルドレスを中心に展開する、Cinderella & Co.(東京都目黒区)。シンプルな中にもポイントでトレンド感を取り入れたデザインが揃っています。インポートドレスの要素を取り入れながらも日本人の体型や感性に合わせた絶妙なバランスが特徴の1つ。カラードレスのバリエーションも豊富。
2.華奢見えするふんわりスリーブ
ふんわり膨らんだ長袖を袖口で絞った「ビショップスリーブ」のボレロがセットになった2wayドレスは、ナチュラル・クラシカル・アンティークといった雰囲気を湛えています。袖のふんわりしたデザインはシルエットが大きく見えがちですが、肩に縦のギャザーを入れていたり、ごく柔らかいソフトチュールを使うことで、広がりすぎないようすっきり見せています。また、繊細なチュールを通して素肌が透けて見えること、手首の細い部分を見せることなどによって、華奢な印象を与えます。
ボレロの下のアンダードレスにも刺繍やレースを施しており、ボレロを重ねることで立体感が出るので、近くで会話するゲストに対しても奥行のある上質感が伝わるのではないでしょうか。
チュールは純白ではなくアンティークな雰囲気のアイボリーがかった色味。小花モチーフやゴールド系のアクセサリーを合わせた、とことんロマンティックなコーディネートもおススメです。
ショップ情報:Pureart(ピュアート)
Pureart(東京都港区)の特徴は、繊細なレースや刺繍、可憐な雰囲気が漂うバルーンスリーブなど、アンティーク、且つロマンティックな世界観。商品展開は、インポートドレス半分、オリジナルデザイン半分で、「ナチュラル」「ガーデンウェディング」などをキーワードに、カラードレスやタキシードも取り揃えています。
3.総レースの長袖ドレスで上品な肌見せ
上半身は総レース、手首までの長袖で、ロイヤルウェディングの風格が漂うクラシカルなドレス。レースの上から控え目に覗く肌見せが上品な印象を与え、どの世代にも好感を持たれるデザインです。レースにはスパンコールやビージングも施され、近くで見るとキラキラ輝いて存在感も抜群。スカート部分はハリのあるサテンで高級感もあるため、格式のあるホテルや本格的なステンドグラスで彩られた大聖堂などとの相性もバッチリです。特にホテルウェディングの場合、少人数であっても撮影はロビーや大階段など豪華なスペースで行えたりするので、そんな場所にもぴったりマッチします。
パールなど「宝石感」のあるアクセサリーを合わせると、とことんクラシカルな印象に。多くの結婚式に参列して、様々な花嫁スタイリングを見てきたけど、最終的にはこうした「王道スタイル」にたどり着くといった、大人花嫁も多いのではないでしょうか。
ショップ情報:JUNO(ジュノウ)
JUNO(静岡県浜松市)は、インポートテイストを取り入れた”JUNO original collection”及び、「KIYOKO HATA」「ISAMU MORITA」など、国内メーカーのドレスを中心とした商品展開。女性にとって永遠の憧れと言える「プリンセススタイル」を幅広い年代に提案できるよう、「スタイリッシュ」よりも「かわいい」テイストを意識したラインナップを揃えています。
4.気になる二の腕もカバーするセパレートドレス
五分袖のレースボレロがセットになったドレスは、特に二の腕が気になる花嫁に支持されています。ボレロは手首に向かって広がるフレア袖になっており、腕を細く見せる効果もあります。近距離で肌を見られることに抵抗がある花嫁にもおススメ。また、ボレロはウエストより上の丈なので、ウエストのくびれを強調する効果もあります。細かいサイズ調整にも応じているので、ボレロの丈をウエストが最も細く見える位置でカットしてもらうこともできます。
袖付きドレスは「ドレス」というよりも「ワンピース」という印象が強まるため、ガーデンウェディングなどでナチュラル感を演出したい花嫁におススメ。コーディネートに、フェザーイヤリングなどをチョイスすると、少し特別感のあるアクセントになるのではないでしょうか。
ショップ情報:DRESS PRODUCTION(ドレスプロダクション)
DRESS PRODUCTION(サロン:東京都世田谷区)では1万円台からオーダードレスを手がけており、同店のラインナップでは4万円台は高価格帯。ほぼ全てのドレスを5万円以下で購入できるのが大きな魅力です。既成のデザインはありますが、装飾などのプチアレンジにも対応しています。