結婚指輪・婚約指輪サイズ選びのポイントを解説!相手のサイズをこっそり調べる方法も
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結婚指輪・婚約指輪サイズ選びのポイントを解説!相手のサイズをこっそり調べる方法も

2019.10.01 2022.01.25

目次

  1. ■指輪のサイズを知る方法
  2. ■サイズ選びのポイントと注意点
  3. ■指のサイズが変わった時は、サイズ直しを
  4. ■彼女に気づかれずに指輪のサイズを調べる方法
  5. ■必要な日に間に合うように、早めの準備を

ふたりの絆を表す、婚約指輪や結婚指輪。「一生かけて大切に使いたい」と考える人も大勢いることでしょう。

しかし、サイズがきついと身に付けなくなってしまったり、ゆるいと指から抜け落ちて紛失してしまったりすることもあり、最適なサイズを選ぶのは意外と難しいもの。ベストな大きさを選ぶには、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

サイズ選びの基本や平均サイズから、指がむくみやすい人、ぴったりサイズの指輪がほしい人の選び方まで、サイズ選びで失敗しないためのポイントを詳しく説明します。

記事の最後では、「プロポーズと同時に婚約指輪を贈ってサプライズしたい!」という男性向けに、彼女に気づかれずに指輪のサイズを調べる方法も紹介します。長く身につけてもらえるよう、購入前にポイントをおさえておきましょう。

■指輪のサイズを知る方法

結婚指輪
号数は内側部分の「長さと直径」によって決まる

日本では一般的に、指輪のサイズを「号」という単位で表し、号数は内側部分の「長さと直径」によって決まります。1号は内周が40.8mm、直径が13.0mmで、サイズが上がると、内周が1mm程度づつ大きくなります。

結婚指輪、婚約指輪のサイズ表
女性の平均サイズは8~11号、男性は13~16号

一般的に女性の平均サイズは8~11号、男性は13~16号と言われています。指輪のサイズは、必ずしも体形に比例するものではありません。手が大きくても、指の関節が細いと指輪のサイズは小さくなります。

・指輪のサイズの測り方

婚約指輪や結婚指輪を扱っているジュエリーショップでは、「リングゲージ」という道具を使ってサイズを測ります。様々なサイズのリングがひとまとまりになっているため、ひとつずつ試しながら自分にぴったりのサイズを探すことができて便利です。

自宅で計測したい場合は、手持ちの指輪の直径を測ってサイズを確認することも可能です。指輪を持っていない場合は、細長い紙や糸を指に巻きつけて、指まわりの長さを測る、という方法もあります。

しかし、自分で計測するとズレが生じてしまうこともあります。婚約指輪や結婚指輪は一生ものです。つけ心地のよい指輪を購入するためにも、ジュエリーショップなど専門店で正確なサイズを計測してもらうのがおすすめです。

■サイズ選びのポイントと注意点

婚約指輪
指輪のサイズ計測は時間帯や季節を考慮

指輪のサイズを測るときは、時間帯や季節を考慮する必要があります。たとえば1日の疲れが出てくる夕方や水分を多めに取る夏場は、指がむくみやすいと言われています。

人によっては、時間帯によって1、2号もサイズが変わってしまうとか。むくみが気になる人は、朝と夕方など時間を変えてサイズを測ったり、複数回試着をして付け心地を確かめたりするのがおすすめです。

試着の際は、付けたあとに手を「グー」の形で閉じたり、「パー」の形で開いたりして、違和感がないかを確認しましょう。また、付け外しのしやすさや、外れにくさも確認しておくと安心です。外した時に指輪の跡がつくこともありますが、痛みやうっ血感がなければ問題ありません。

・指輪のデザインや、婚約指輪と結婚指輪でサイズが変わることも

指輪のデザインによっても、サイズが変わる場合があります。特に注意が必要なのは、幅広タイプの指輪です。細めの指輪よりも締め付け感があるため、普段より1号ほど大きめのものを選ぶ人が多いようです。

また、婚約指輪と結婚指輪でサイズの選び方を変えるケースもあります。婚約指輪に大きなダイヤモンドをあしらう場合、ぴったりフィットするサイズを選ぶのがおすすめです。指輪のサイズが大きいと中心がずれてしまい、せっかくのダイヤモンドが指に隠れてしまうからです。

ジュエリーショップのなかには、0.5号刻みで指輪のサイズを展開しているお店もあります。フィット感のある指輪がほしい場合は、サイズ展開が豊富なお店で選びましょう。

■指のサイズが変わった時は、サイズ直しを

婚約指輪
購入時にアフターサービスの内容を確認

「サイズ直し」とは、指や関節の太さが変わり、指輪のサイズが合わなくなってしまったときに、今の指に合わせて指輪の大きさを調整することです。デザインにもよりますが、宝石や彫刻などがなく、着用したときに目立たない部分をカットし、素材を継ぎ足してサイズを大きくします。

ほとんどの場合、サイズ直しは購入した店舗で依頼することができます。ただし、「何度でも無料」「3回目以降は有料」など、店舗やブランドによって条件が異なります。どのようなアフターサービスがあるのか、購入時に確認しておきましょう。

なお、全体的にダイヤが埋められている指輪や、デザイン性の高い指輪、ゴールドリング、異なる素材を組み合わせたコンビネーションリングなどは、サイズ直しができない場合があります。
とくに、ゴールド、ゴールドとプラチナのコンビリングなどは注意が必要です。ゴールドは硬度が高いために、サイズ直しをするとつないだ部分から割れてしまうリスクが高まってしまいます。あるジュエリーコーディネーターによると、サイズ直ししたコンビのリングをつけて、テーブルに手を置いた瞬間、はずみでパキっと割れてしまった男性もいたと言います。そうなってしまうと、縁起が悪く悲しい気持ちになってしまいますよね。

プラチナなど、サイズ直しがしやすい素材でできた、シンプルな指輪を選んでおくと安心です。どの指輪がサイズ直しに適しているかわからない場合は、店舗のジュエリーコーディネーターに聞いてみましょう。

■彼女に気づかれずに指輪のサイズを調べる方法

婚約指輪
憧れのサプライズプロポーズを叶えるために

「プロポーズと同時に婚約指輪を差し出して、彼女を驚かせたい!」
そんな男性のために、彼女の指輪のサイズをこっそり測る5つの方法を紹介します。

1.彼女がつけている指輪のサイズを測る
まず「リング棒」と呼ばれる計測用の道具を購入します。彼女の指輪にサイズ棒を通し、ピッタリと止まるところを探します。メモリとリングの輪が平行に重なったところが、彼女の指輪のサイズです。

リング棒がない場合は、定規で指輪の内径を測り、サイズ表と照らし合わせて号数を確認することも可能です。ただし、指輪の歪みがあると正確なサイズは測れません。どちらの方法にしても、サイズの目安として考えましょう。

2.寝ている間に指のサイズを測る
彼女が指輪を持っていない場合は、彼女が寝ているあいだにサイズを測ってみましょう。細長い紙や糸を用意し、左手薬指の第二関節に巻きつけて長さを測り、サイズ表と照らし合わせます。

3.ショッピング中にファッションリングをさりげなく試着してもらう
ショッピングデートの最中にアパレルショップなどで指輪を試着してもらい、サイズを測る方法です。彼女の指の細さを褒めたり、一般的な指輪のサイズの話題を振ってみたりして、サイズを教えてもらってもよいでしょう。

4.友達にさりげなく聞いてもらう
共通の友人がいる場合は、「彼女に指輪のサイズを聞いてほしい」と協力を依頼してみてはいかがでしょうか。ただし、プロポーズについては秘密にしてもらうようお願いするのを忘れずに。

5.プロポーズ用の指輪の「プロポーズリング」を使う
女性が憧れるプロポーズのひとつに、「男性が箱をパカっと開けると、その中にダイヤモンドがついた婚約指輪がある」というシチュエーションがあります。しかしそれを再現するには、何十万円もする婚約指輪を事前に購入しておかなければなりません。

彼女の好きなデザインかどうかわからないのに、独断で高価な指輪を買うのはちょっと不安……という人におすすめなのが、プロポーズリングです。プロポーズリングとは、ダイヤモンドのようにキラキラと輝くジルコニアという宝石を使った指輪で、1、2万円程度で購入することができます。

また一部のショップには、後日サイズやデザインを変更できる、ダイヤモンドとプラチナリングを使用したプロポーズ用の指輪もあります。プロポーズリングは、ショップによって金額やサービス内容が大きく異なるため、複数の店舗を見比べて検討しましょう。

■必要な日に間に合うように、早めの準備を

結婚指輪
プロポーズの1ヵ月ほど前には購入しよう

指輪のデザインやサイズが決まっても店頭に在庫がなく、取り寄せなければならない可能性もあります。婚約指輪・結婚指輪ともに、納品まで2週間から1ヵ月ほどかかると考え、プロポーズや挙式など、必要な日から逆算して早めに購入しておきましょう。

自分にぴったり合うサイズの指輪をじっくり選んで、大切に付け続けてくださいね。

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