まだまだ外出自粛ムードは根強く、お休みの日におうちで過ごす時間も多いのではないでしょうか。プレ花嫁の皆さんは、こんな時こそ、おうちで自分磨きするチャンスと捉えて、誰もが息をのむような美しい花嫁になるための準備を整えましょう。ここでは、結婚式のヘアメイクを手掛ける美容のプロが教える、ホームケアのメソッドを紹介します。
1.換気扇を切って浴槽にお湯を張る
換気扇を切ることで浴室をミストサウナ状態にし、スチーマーのような効果が生まれます。お湯の温度は普段よりも+2℃ぐらい、水位はみぞおちぐらいまでの低めに設定。
2.10分程度浸かる
スマホやタブレットで10分程度の番組を見ながら浸かると楽しみながら汗をかけます。鎖骨や腋のリンパマッサージなどをするのもおススメ。浴室内の蒸気で肌の汚れが自然と浮き出てきます。
3.顔以外→顔の順序で洗う
体や髪の毛などを洗った後、手と顔の水気を拭いてクレンジング、洗顔します。体が温まり蒸気で汚れが浮き出ているので、ゴシゴシこすらなくても汚れが落ちやすくなります。
4.浴室の中で化粧水を付ける
お風呂上りはすぐに水分が蒸発してしまいます。浴室から出る前に軽く吹きかける程度でも構わないので化粧水を付けておきましょう。本格的に化粧水や美容液などを付ける前にある程度、肌をしっとりさせておくことで、スキンケア効果を高めることもできます。
-まとめ- 血色が良くなりクマもできにくく
1週間程度続けていると、あまり汗をかかない人も汗が出るようになるなど、代謝アップの効果を実感できます。美容と健康に良いのはもちろん、血行不良も改善され血色が良くなったり目の下のクマができにくくなったり、むくみにくくなるなど良いことずくめです。
<教えてくれた人>
小林愛結実さん/atelier MIKONO(アトリエミコノ)
サロン情報
お客様とは、結婚式が終わってもメイクや美容について気軽に相談していただける関係を目指しています。たとえば、当日のヘアメイクイメージをイラストなどにまとめた「ヘアメイクカルテ」も用意していますが、普段自分で髪の毛を巻く時のポイントや「花嫁メイク」をデイリーモードにアレンジする方法なども書き込んだりして、ハレの日のメイクを日常にも取り入れていただけるようアドバイスしています。
POINT 1 1日2リットルの水分を摂ろう
結婚式を控えたプレ花嫁の皆さんには、普段よりペットボトル1本でも2本でも、多くお水を飲むことをおススメします。十分な水分補給により、老廃物の排出を促し、むくみが改善され、肌のツヤも出てきます。内側から潤うため乾燥も改善されます。
POINT2 飲むなら極力“水”
水分補給には、お茶やコーヒー、ジュースよりも“水”が効果的。お茶は体を冷やす作用があったり、コーヒーも摂りすぎるとカフェインが気になります。“水”には塩分も含まれていないので、寝る前に飲んでもむくみにくいというメリットもあります。むくみの大敵は、寝る前の水よりも、塩分の多い食事です。
POINT3 水に飽きたらビタミンドリンク
「水ばかり飲んでいられない」という方には、合間に「アセロラドリンク」や「C.C.レモン」などのビタミン飲料もおススメです。ビタミンを補給することで、肌のハリが回復します。ダイエットで食事制限している方も、ビタミンドリンクだけでなく、サラダやフルーツを積極的に摂りましょう。
<教えてくれた人>
吉岡未来さん(左) 福田愛さん(右)/CEU(セウ)
サロン情報
ブライダルのカリスマ美容師、服部由紀子さんが率いるサロン。「ツヤ肌」「ふわふわダウン」の元祖とも言える存在で、代表の服部さんの場合、人気の日取りは1年以上先まで予約がいっぱい、そのスケジュールに合わせて結婚式の日程を決める人もいるほどの人気ぶり。CORDYでは“何年待ち”しなくても、服部さんが自信を持って送り出す美容師に依頼することができます。
■ 用意するもの
愛用している化粧水・<百円ショップで買える>水分で膨らませるタイプのシートマスク(コットン4、5枚でも可)。
特に、敏感肌の人は、どんなに高価な化粧水でも肌に合わずに、赤くなったり腫れたりしてしまうこともあるので、普段から使い慣れたものが安心です。
■ パックのタイミング
洗顔後やお風呂上りから3分以内がおススメ。洗顔・入浴後は、油分が奪われていることに加えて、あっという間に水分も蒸発してしまうので、できるだけ早く水分補給することがポイントです。
■ パックの方法
10分程度、シートマスクやコットンを置いて外します。外したシートマスクはまだ化粧水が残っているので、肌を押さえるようにして馴染ませ、顔を両手でプレスして深く染みこませます。この後に美容液や保湿クリームを塗ることで栄養分も浸透しやすくなります。手の甲などで触れて吸いつくようなしっとり感が感じられない部分は、保湿クリームを重ね付けしましょう。頬などはしっとりしていても、額など部分的に乾燥が激しいゾーンもあるので注意しましょう。
■ 頻度
肌のコンディションが悪い場合は毎日、整ってきたら週に2~3回がおススメ。これから夏場にかけて、日焼けしてしまった時にもぴったりです。紫外線は肌の表面を傷つけ、乾燥も進んでしまうので、クールダウンだけでなくしっかりと保湿ケアしましょう。
<教えてくれた人>
櫻田和美さん/オフィスヨシオカ
サロン情報
パターン化されたヘアメイクや「美しさ」の形を押し付けず、丁寧なカウンセリングで「あなたらしい、あなたの望む美しさ」を一緒に作り上げます。ブライダルの技術に留まらず、アザを消すなどの特殊メイクや芸能人のヘアメイクなど、豊富な経験と確かな技術が持ち味。渋谷・六本木の専門サロンでリハーサルに対応。些細な要望や悩みも話しやすい雰囲気を意識し、リラックスしていただけるよう配慮しています。
POINT 1 化粧水は3本程度を使い分ける
自分の肌質に合わせた主軸となる1本の他、季節や肌のコンディションに応じて2本ほどバリエーションを用意しておくことをおススメ。たとえば、1つは殺菌効果のある化粧水。これから梅雨時期で湿気が多くなることに加え、昨今では外出時の必須アイテムとも言えるマスクの中がムレることで、雑菌が繁殖し、「赤ニキビ」など吹き出物もできやすくなります。そんな時期は殺菌効果のある化粧水に切り替えると効果的です。もう1つは、ホワイトニング化粧水。紫外線の多い夏場にほてった肌を鎮静化させたり、日焼けを緩和したりしてくれます。
POINT 2 指が肌に吸いつくまで重ね付け
乾燥が激しい時は、2回以上など化粧水を重ね付けしましょう。指が肌に吸いつくような感覚が出てきたり、肌が柔らかくなってきた状態まで潤した方が、その後に付ける美容液やクリームの効果も高まりやすくなります。
POINT 3 美容パックは化粧水の後に
美容パックも化粧水で肌を柔らかくした後の方が効果が現れやすくなります。素手だとせっかくの水分も蒸発しやすいので、オーガニック系のコットンなどを使うことをおススメします。乾燥がひどい場合は、コットンで肌を湿らせるように染み込ませましょう。
POINT 4 日中用にスプレー化粧水を携帯
日中は冷房などで乾くので、ファンデーションの上から付けられるスプレータイプの化粧水を使いましょう。乾きを感じたらいつでもどこでも付けられるように、携帯しておきましょう。
-まとめ- ベースメイクの時短&厚塗り不要
化粧水に手間をかけるというのは、一見、時間がかかりそうに思われるかもしれませんが、化粧ノリが良くなるので、ベースメイクの時短につながり、想像しているよりも時間はかかりません。素肌にツヤが出るので、厚塗りしなくても十分に美しく仕上がります。
<教えてくれた人>
安達由美子さん/atelier d.d(アトリエディディ)
サロン情報
得意なブライダルメイクは、ベースメイクを作り込みすぎず、薄付きでも美しく仕上げるナチュラルメイク。ナチュラルメイクを叶える花嫁エステも手掛けています。植物由来のスキンケアを使ったパリ・ソティス社のメソッドで、1人1人の肌悩みに合わせたオリジナルのプログラムでトリートメントしていきます。自然光の入る会場でも自信を持って過ごせるよう、内側から輝く肌を整えます。