煌びやかな衣裳がずらりと並ぶドレスショップは、訪れるだけでテンションが上がるものですが、確認しておかないと後々「こんなはずじゃなかった」とがっかりしてしまうシーンも出てきてしまいます。衣裳の華やかさや美しさに惹き込まれながらも、聞いておくべきポイントだけはしっかり押さえて、賢く衣裳選びを楽しみましょう!
当日、ボロボロのドレスを着ないで済むように!
試着して気に入ったドレスがあったら、「私の結婚式までに何人ぐらいがこの衣裳に袖を通しますか?」と尋ねてみましょう。
特に、1年半前など早めにドレスを選ぶ場合は必ず確認が必要です。1着を何回貸し出すかは、ショップの方針によって異なります。たとえば、品質を担保するために3~5回までとしているショップもあれば、利益率重視で20、30回貸し出すショップもあります。
そのため、試着した時は新品同然だったのに、いざ結婚式当日になってみると薄汚れている、レースや刺繍がほつれているなど、ひどい状態のドレスを着なければならないなんていうことも十分あり得ます。そんなことにならないように、必ずレンタル回数を聞いておきましょう。
既に予約したものよりも好みのドレスが見つかったら?
新作ドレスの入荷時期も重要なポイントの1つです。
早いうちにお気に入りが見つかっても、その後に入荷するドレスの中に、より理想に近いものがあるかもしれません。
もし、新作の中に、既に選んでいるドレスよりも気に入ったものが見つかった場合、契約変更できるかどうか、その際、変更手数料がかかるかどうか、かかる場合はいくらなのかも併せて聞いておくと、後々、悔いのない判断ができます。
「もっと理想的なドレスがあるかもしれない」と思うと、なかなか予約に踏み切れなくなりがちですが、後々、変更できると分かっていれば、ストレスフリーな決断ができます。
ダイエットは最終サイズチェックまでに終えよう
花嫁なら誰しも「結婚式当日は自分史上最高の状態でいたい」という心理が働くもので、ダイエットを頑張る人も少なくありません。
そんな方は、ドレスを補整するための最終サイズチェックの日程を確認して、ダイエットのゴールに設定しましょう。
一般的には、結婚式当日の1週間~10日前頃に最終のサイズチェックを行うケースが大半ですが、その後、さらに減量する花嫁も少なくありません。
たとえ2、3㎏の変化でも結婚式当日、ドレスがずり落ちてくるというアクシデントが起こってしまうので、最終サイズチェックを終えたら、極力、体型をキープするようにしましょう。
ドレス姿を美しく見せる歩き方を教わろう
ウェディングドレスを着こなすには、美しく歩けるかどうかも重要なポイントです。結婚式当日、つまずいて転びそうになったり、ドレスの裾を踏んでしまいそうになったりしては、せっかくの1日を心置きなく楽しむこともできません。
サービスの一環として歩き方のレクチャーを組み込んでいるドレスショップもありますが、そうでない場合は「練習させてください」と申し出てみましょう。フローリングや絨毯など、式場の設えに近いシチュエーションで練習できればより望ましいです。