1万円以下!? 格安ドレスの落とし穴

1万円以下!? 格安ドレスの落とし穴

2020.07.06 月

アイテム

異常な安さには理由がある

通販サイトなどを見ていると、1万円以下で買えるウェディングドレスも珍しくありませんが、その安さには理由があります。「お直し」ができるドレスショップには、こうした格安ドレスや花嫁間の「お譲り」で失敗した花嫁が駆け込んでくるようです。そうしたドレスショップに格安ドレスの「落とし穴」を聞いてみました。

花などの装飾がすぐ取れる

花などの装飾がすぐ取れる
中国製などの8000円、9000円のドレスはとにかく縫製が雑だったりします。たとえば、リボンやお花などの装飾も生地にグルー(のり)で貼り付けているだけなので、届いた時点で装飾が取れてしまっていたり、スカートの裾が切りっぱなしでギザギザになっていたりすることもあります。

また、写真では「くるみボタン」のように見えたけど、届いたらパール風のボタンで「想像していたのと違う」なんていうことも・・・。
特にアジア圏で作られたドレスは最初から「写真とは違うもの」と思った方が後々がっかりしないで済むでしょう。

危険なのは購入者のレビューや評価が高かったりすること。ファストファッション感覚で購入した人は、そもそもの期待値が高くなかったり、他のドレスと比較していない人はそのドレスしか知らないので満足してしまったりして、レビューも当てにならないのです。

そもそもドレスとして機能していない

そもそもドレスとして機能していない
ドレスとして機能していないケースもあります。たとえば、ビスチェタイプのドレスにはずり落ちないように生地の裏側に「中ゴム」が入っていたりしますが、アジア圏で作られた格安ドレスには入っていないことも珍しくなく、この場合、そのままの状態では着られません。ドレスショップなどに持ち込んでお直しが必要ですが、追加で5万円程度かかってしまうことも少なくありません。当然ですが、それでも生地の質感などは変わりません。

ゲストドレスより安っぽい

ゲストドレスより安っぽい
「でも二次会で着るのだから」という声もあるかもしれませんが、二次会でも数万円以上の高級ブランドドレスを着てくるゲストは少なくありません。二次会はゲストと近い距離で会話などする機会も多く、そこでゲストのドレスよりも花嫁のドレスの方が明らかに質が低いと映ったら、みじめな気持ちになるのではないでしょうか。

海外やハネムーン先での前撮り・フォトシューティングなどで、「この1回きり」と割り切って撮影が終わったら現地で処分してくると決めているような場合は、生地の質感などにこだわる必要もないかもしれません。

写真よりも激しく劣化している

写真よりも激しく劣化している
フリマアプリでは「ヴェラ・ウォン」などの高級インポートブランドの中古ドレスも出回っていますが、写真は着用前の姿であって、届いてみるとレースが破れていたり、裾が薄汚れていたり、同じドレスと思えないほどに劣化しているケースも少なくありません。

出品者は、海外挙式や帰国後パーティー、前撮りなど何度もドレスを着たかもしれませんし、リゾート地やハネムーン先などドレスが傷つきやすい場所で着たかもしれません。それをクリーニングやメンテナンスもしないままだと、破損・汚損が激しいのも当然です。

中古ドレスは微調整やメンテナンスが必須

中古ドレスは微調整やメンテナンスが必須
フリマアプリではサイズ感も注意が必要。あるドレスショップでは、裾の長さが足りず、購入した金額よりも安い値段で転売し、レンタルし直した花嫁もいたそうです。その花嫁は身長160㎝。確かに、自分に合うサイズを選んだはずでしたが、ドレスの出品者が身長150㎝だったので、160㎝の花嫁がパニエを入れたらヒールを履けない丈になってしまったのです。

身長だけでなく、胸周りのサイズやウエストの位置なども個人差があるので、中古ドレスは、必ずドレスショップに持ち込んで微調整やメンテナンスをしてもらいましょう。前撮りなど撮影だけであっても、「ずり落ちそう」などと心配しながらでは、撮影に集中できず良い表情が出なかったりして、もったいない結果になりかねません。

-まとめ- 「ファストファッション」と言っても限度がある

「一生に一度だから良いものを」ではなく「1回しか着ないからファストファッション感覚で」といった価値観もあります。でもせっかくの晴れ姿なのに、普段着よりも雑な作りやボロボロの衣裳を着るのは不本意ですよね。実際、「ファストファッション」と割り切って購入したものの、予想以上の状態の悪さに「こんなはずじゃなかった」と、ドレスショップに駆け込んでくる花嫁も少なくないと言います。そんな思いをしないで済むように、賢くドレス選びしましょう。

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