「リングピロー」は手作りがおすすめ!  100均でも簡単&おしゃれに仕上げる方法を紹介
結婚式準備

「リングピロー」は手作りがおすすめ! 100均でも簡単&おしゃれに仕上げる方法を紹介

2022.08.23 2022.08.23

結婚式当日にふたりの大切な指輪を置いて置くための重要なアイテム・リングピロー。簡単&おしゃれに手作りしてみませんか? CORDY編集スタッフが100均などで集めた材料を使って、3つのデザインのリングピロー作りに挑戦してみました。

目次

  1. ■リングピローとは
  2. ■リングピローはどうやって準備する?
  3. ■超初心者さんでもOK!リングピローの作り方
  4. ■SNSで見つけた先輩花嫁たちのおしゃれな手作りリングピロー

■リングピローとは

リングピローは結婚式での指輪交換のセレモニーまで指輪を置いておく大事なアイテム。その名前の通り、リングを保管しておくための『pillow(枕)』です。小さなクッション型のものが主流でしたが、特に形に決まりはないため、最近ではボックス型やプレート型なども人気です。

・クッション型

リングピロー
定番のデザイン

定番としてもっとも使用されるのがクッションタイプ。レースや刺繍、リボンなどで装飾されているものが多く、手作りの場合、ドレスとテイストを合わせることもできます。

・ボックス型

リングピロー ボックス型
結婚式後に小物入れとしても使える

ボックス型のリングピローは、結婚式後はアクセサリーケースや小物入れとしても使えるのがポイント。クッションを箱に入れるタイプのほか、プリザーブドフラワーや造花を使って装飾することもあります。

・プレート型

リングピロー プレート型
SNSでも話題のデザイン

リングプレートとも呼ばれるプレートタイプのリングピロー。市販の小皿やコースターなどに、リングを置くパールや石をつけるだけでオリジナリティのあるおしゃれなリングピローになります。

■リングピローはどうやって準備する?

リングピロー
式場でレンタルも可能

リングピローを用意する場合、次の3つの選択肢があります。

①式場でレンタルする
②手作りする  
③購入する 


それぞれにメリットやデメリットがあるため、事前にどれを選択するかを決めおきましょう。

・①式場でレンタルする場合

特にこだわりがない場合は、式場でレンタルするのが手軽です。ただし、選択肢が少なく、新郎新婦の個性は出にくくなることがデメリット。無料か有料かは式場によって変わってくるので、事前に確認しておきましょう。

・②手作りする場合

手作りならデザインの自由度が高くなるので、自分の好きなものを作ることができます。ウェディングのテーマと合わせることもできるので、小物まで統一させたいというこだわりがある人や、素敵な写真を残したいという人におすすめです。最近では手作り用キットも数が豊富なので、手先が器用でなくても挑戦でき、「出費は抑えたいけど、オシャレなものを用意したい」という人にとってもぴったり。また、ふたりで協力して手作りすることで、新居に飾って見るたびに結婚式を思い出すこともできるでしょう。

もちろん、手作りである以上は失敗することもあります。デザインや素材、作り方をあらかじめ調べたうえでスケジュールに余裕を持って着手しましょう。

・③購入する場合

手間や時間が掛からずに、自分では作れないような凝ったデザインのものが用意ができます。2,000円ほどから、高いものなら10,000円以上するものまで、価格はさまざまです。また時期によって納品が遅くなるケースがあるので、日程に余裕をもって注文したほうがいいでしょう。

■超初心者さんでもOK! リングピローの作り方

お金をかけず、簡単&おしゃれなリングピローを用意したいなら、手作りリングピローがおすすめです。手先が器用じゃなくても大丈夫。思ったよりも簡単に作ることができますよ。

今回は定番人気の「プレート型」「ボックス型」「クッション型」の3パターンから、誰でも作りやすいデザインをご紹介します。世界にひとつだけのMYリングピローを使うことで、当日のセレモニーがより印象深くなるはず。ここでは必要な材料と、実際に作ってみた流れをあわせて解説します。

・【プレート型】乗せるだけのシンプルタイプ

人気のトレンドは、トレーやコースターなどプレート状のものにシンプルに乗せるだけのタイプ。作るのが簡単すぎ! という点でもポイント高いです。

▶用意する材料

プレート型 リングピロー 材料
制作費 約1,500円

・マーブル状のグラス用コースター1個……330円(3COINSで購入)
・パール状の石2個……490円(貴和製作所で購入)
・ピンセット……110円(100均で購入)
・プラスチック用ボンド……500円前後(ネットで購入)

▶作り方 (所要時間10分程度)
1.リングの置き位置を決める

プレート型 リングピロー 作り方

レイアウトのバランスを見ながら実際にリングを配置したい位置を決め、留め具となるパールを付ける位置に目印を付けます。

2. 接着剤で留め具用のパールを付ける

プレート型 リングピロー 作り方
プレート型 リングピロー 作り方

目印を付けたところに接着剤を付けて、パールをのせます。

3. 接着剤が乾いたら完成!

プレート型 リングピロー 完成

簡単なのにオシャレに仕上がるのがポイント。シンプルなデザインが好きな人、忙しくて時間がない、節約したいという人にもおすすめ。コースターや留め具となる石をアレンジしたり、カリグラフィーペンなどでふたりのイニシャルや結婚式の日付を入れるなど、オリジナルなアレンジを施してみて。

・【ボックス型】写真映え必至でアレンジも多彩

ガラスケースでつくるリングピローも人気です。プレート型に比べると少し手間はかかるけど、よりゴージャスに仕上がりますよ!

▶用意する材料

ガラスケース型 リングピロー 材料
製作費 約2,000円

・ガラスのBOX……660円 (マライカで購入)
・淡水パール1個……220円(貴和製作所で購入)※パールのピアスで代用も可
・造花・フェイクグリーン4種類……各110円(100均で購入)
・飾り用のレース1つ……110円(100均で購入)
・ピンセット……110円(100均で購入)
・ペンチ……各110円(100均で購入)
・プラスチック用ボンド……500円前後(ネットで購入)

▶作り方 (所要時間15分程度)
1.花材やグリーンを適度な大きさにカットしておく

ガラスケース型 リングピロー 作り方

ガラスボックスの大きさや高さに合わせて、ペンチやハサミを使い、造花やグリーンを細かくカットしていきます。造花は芯の部分に針金が通っている場合があるので、普通のハサミではなくペンチを使いましょう。

2.ガラスボックスの中に敷き詰めていく

ガラスケース型 リングピロー 作り方

カットした造花やグリーンを好きな配置で敷き詰めていきます。まずは大きめの造花やグリーンから配置し、そのあとで細かい花や葉っぱを敷き詰めていくとバランスがとりやすくなります。ぎゅうぎゅうになるくらい敷き詰めるのが素敵に仕上がるポイント。

3.パールを配置する

ガラスケース型 リングピロー 作り方

最後に接着剤を使ってリングの置きたい場所にパールを付ければできあがり。パールピアスを使う場合はキャッチをとり、リングを置きたい場所に刺したら完成です。

ガラスケース型 リングピロー 完成

ボックスの中には、花びらを敷き詰めたり、フェイクモスやグリーンリーフなど、挙式日に合わせたシーズナルのお花を使って季節感を出せます。ケースも長方形や六角形など色々なデザインが売っているので、好みに合わせて選んでみて。

・【クッション型】上品で華やかな王道デザイン

花嫁を象徴する白で統一されたクッションタイプは、リングピローの王道ともいえるデザイン。飾りには同色のレースやリボン、パールを使うことで、ウェディングらしい上品な雰囲気になります。清楚でありながら華もあって、親世代の受けが良いのもポイント。ここでは、すべての材料が揃った手作り用キットを使って作成してみます。

▶用意する材料

クッション型 リングピロー 材料
製作費 約4,000円

・リングピロー手づくりキットエターナル……3,550円(ネットで購入) ※セット内容(サテン布2枚、レース布1枚、リボン2本、パールビーズ2個、中綿、作り方説明書)
・糸
・縫い針
・まち針
・ハサミ……各110円(100均で購入)

▶作り方 (所要時間30分~1時間程度)
1. 生地を縫う準備をする

クッション型 リングピロー 作り方

まずは、2枚のサテン生地のうちの1枚に、レース生地を重ね、まち針で固定します。

クッション型 リングピロー 作り方

もう1枚のサテン生地も重ねて、3枚の布がずれないようにまち針で留めます。

2.ガイドラインを引いてから、縫っていく

クッション型 リングピロー 作り方

縫い目が乱れないよう、周囲0.5cmほどの部分にガイドラインを引いておきます。(チャコペンがない場合は鉛筆などを使っても可)

クッション型 リングピロー 作り方
クッション型 リングピロー 作り方

ガイドラインが引けたら、返し口を5cm程度残して周囲を縫っていきます。ミシンを使って縫った方がスピーディですが、ない場合は手縫いでも問題ありません。

3. 表に返し、綿を詰める

クッション型 リングピロー 作り方
クッション型 リングピロー 作り方

返し口から表に返したら、綿を詰めていきます。小さくちぎった綿をまずは角に押しいれながら詰めていくと、きれいに仕上がります。綿が片寄らず、全体がふんわりと均等になることを意識して詰めていきましょう。全体に弾力が出てふっくらしてきたら、返し口部分を縫って閉じます。

4.リボンとパールをつける

クッション型 リングピロー 作り方
クッション型 リングピロー 作り方

できあがったクッションの表側に指輪を置く2ヶ所を決め、まち針で目印を付けておきます。裏から針を通し2往復ほどしてリボンを縫い付けたら、途中でパールを通して再び2往復ほど縫い付けて完成。四方にタッセルをつけたり、リボンの色を変えてみたりするなどで、簡単にアレンジができます。

クッション型 リングピロー 完成

「本格的なリングピローを作ってみたいけど、手芸には不慣れなため、材料をゼロから揃えるのが面倒」という人には、生地を選んだり、サイズを決めて切ったりする手間が省けるこの手作りキットがおすすめ。生地やリボン、綿など必要な材料に加え、説明書もついているので、その通りに進めれば形になり、手芸初心者にもにもピッタリ。デザインも種類豊富なので、ネットや手芸店などで探してみて。

■SNSで見つけた先輩花嫁たちのおしゃれな手作りリングピロー

リングピローのかたちに決まりはありません。SNSに投稿された先輩花嫁さんたちの手作りリングピローを参考に、自分だけのアイデアを見つけてみてください。

・プレート型

リングピロー
photo by _am.wedding_

ガラスプレートに透明感のあるストーンを合わせたクールな印象のリングピロー。涼し気な印象で夏のウェディングにピッタリ。

・ボックス型

リングピロー
photo by saki0601xo

中に入れる材料を白のワンカラーにまとめることで、こんなに落ち着いた印象ながらも可愛い仕上がりに。リングの存在感もしっかり際立ち、写真映えもばっちり。

・クッション型

リングピロー
photo by naco_j34

リングピローをかごに入れるというアイデア。お花やグリーンを添えることで、より華やかに仕上がります。当日、リングボーイやリングガールをお願いする場合には、キッズたちが持ちやすい形状にしてあげましょう。

せっかくのウェディングだからオリジナリティを出したい、なにかひとつ手作りして思い出を残したいという人に、簡単に作れるリングピローはぴったり! 新居に飾りやすいアイテムでもあるので、ぜひ手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。


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