結婚挨拶、リモート×リアルで大成功

結婚挨拶、リモート×リアルで大成功

「プロポーズされた!ご両親に挨拶に行きたいけど、彼の実家は県外・・・」
コロナ禍でなかなか遠出が難しい中、こうした悩みを抱えるカップルは少なくないでしょう。
今回は、新郎・北海道、新婦・神奈川というカップルの結婚挨拶の実話を紹介します。彼の両親にはまず、Zoomで挨拶し、両家顔合わせの前日、神奈川まで出向いてくれた両親との「プチ旅行」を通して、ぐっと距離を縮めることができました。会話や接し方など、工夫したポイントなどを紹介します。

■ Zoom対面の前に電話で結婚報告

電話での結婚報告に母は涙ぐみながら喜んでくれた

新郎Hさんと新婦Sさんが、結婚を決めたのは2020年春。「コロナ禍」が深刻化し、緊急事態宣言なども発令される中のことです。
2人は首都圏在住。神奈川にあるSさんの実家には訪問できましたが、Hさんの実家は北海道。コロナ禍の中、飛行機での移動は控えざるを得ませんでした。

そこで、彼の両親への結婚報告はZoomで行うことに。
Zoomでの対面の前に、Hさんから結婚が決まったことを電話で伝えると、特にお母さんは涙で声を詰まらせるほど、喜んでくれました。Hさんは40歳。両親は「もう一生結婚しないつもりかもしれない」と、諦めながらも淡い期待を捨てきれずにいるような気持ちでいたので、喜びもひとしおだったのです。
Hさんは交際中から両親にSさんの趣味や性格などを話していて、Sさんにも両親が「嫁はこうあるべき」といった固定概念が薄く、気さくなタイプなので気楽に構えて大丈夫と伝えていました。

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■ 事前準備で“つながらない”ストレスを回避

70代の父親も参考書を買ってZoomの事前準備

「そうは言っても気に入ってもらえるだろうか」
Sさんはそんな不安を抱えながら、会話が弾むように彼の両親の趣味や好きな歌手などの情報を聞くなど準備を整えました。

コロナ禍の影響で、ビジネスシーンにおいてはオンラインミーティングは、急速に広まりましたが、70代の彼の両親には馴染みがありません。うまく参加できない、つながりにくいなどの不具合は、ストレスを与えてしまうので、会話に集中できるよう、両親には彼からZoomの使い方をレクチャーし、2人の側もiPadをどこに置くか、どの角度が良いかなどを事前にシミュレーションしておきました。
 実は、お父さんもZoomの参考書を買って勉強してくれていたと、後々聞いて、Sさんは一層嬉しい気持ちになったと言います。
 この時の服装は普段着。Hさんから両親に「正装しないでいいよね?」と事前に確認しておきました。

「本当におめでとう。こんなに優しそうな子がお嫁さんに来てくれてよかった」
彼のお母さんが涙ぐみながら発した祝福の言葉は、Sさんの不安や緊張を一気に和らげ、さらに、もらい泣きしそうになるほど嬉しく温かい気持ちに包まれました。「こちらこそ、こんな私でよろしければ」という気持ちで、会話を楽しんだと言います。
Zoomでの結婚報告は30~40分。短くても全員にとって忘れられない貴重な時間となりました。

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■ 両家顔合わせの直前にリアル対面の機会を

両家顔合わせは、Zoomでの結婚報告の1週間後。Hさんは、神奈川へ来てもらうことになった両親に「せっかくだから前日入りして観光しない?」と提案します。Sさんと両親は面識があると言ってもオンライン上のみ、翌日に控えた両家顔合わせでの緊張を和らげるためにもリアルで対面しておいた方がいい、両親も久しぶりに遠出するから案内してあげたいと考えたのです。行先は横浜中華街。Sさんは横浜土産を買えるお店をピックアップしておきました。

高齢の両親は歩く速度もゆっくりでしたが、中華街が見えた瞬間、急にお母さんの足取りが軽やかに。その様子に「本当に楽しみだったんだな」と、Sさんはほっこりした気持ちになりました。
Sさんがピックアップしておいたお土産屋さんを覗いていると、お母さんは1枚のTシャツを手に取り「これ、Sさんに似合いそう!」とレジに向かいます。そんな気遣いに胸が熱くなったSさんも、お返しにお母さんに似合いそうなTシャツをプレゼントしました。

まるで母娘のようなやり取りを後ろから眺めていたHさんは「本当に家族になるんだな・・・」と強く実感していました。
「これまで彼女と両親が結びつくなんて想像もできませんでしたが、母と彼女が並んで歩いたり、会話している様子を目の当たりにして、家族になるってこういうことなんだと改めて実感しました。自分の両親と仲良くなろうと努力している彼女に対しても、感謝の気持ちでいっぱいでしたね」(Hさん)

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お互いの両親ときちんと対面したことで顔合わせは緊張しすぎなかった

お互いの両親と直接対面することができた2人は、両家顔合わせでは緊張しすぎることなく、余裕を持って臨むことができました。

Sさんは、彼の両親には神奈川に縁のある先祖がいるという話を思い出し、話題に出してみたところ、両家の母親同士の会話が弾むきっかけとなったりしました。

-まとめ-
歓迎されているサインを見逃さず感謝しよう

ネット検索すれば、嫁としての一般的な振舞い方、パートナーの両親に気に入られるノウハウなども出てきますが、結局、一番重要なのはコミュニケーションです。結婚に賛成してくれているご両親であれば、必ず自分を歓迎してくれているサインが現れるはず。そのサインを見逃さず、感謝すると同時に、その気持ちに応える努力をすれば、その姿勢はご両親にも伝わるのではないでしょうか。

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