「感動演出」に異議!理想だった「ずっと笑顔の結婚式」を実現した式場選び4つのポイント
卒花嫁インタビュー

「感動演出」に異議!理想だった「ずっと笑顔の結婚式」を実現した式場選び4つのポイント

2021.12.03 2021.12.03

目次

  1. ■「ずっと笑顔」の結婚式
  2. ■式場が決まった4つのポイントとは?
  3. ■ライティングやバイリンガル司会で「ニューヨーク」を表現
  4. ■ふたりの思い出を共有し合えるのも結婚式の価値

■ 「ずっと笑顔」の結婚式

結婚式入場
入場はムービングライトで華やかに演出

結婚式は最後まで泣き顔よりも笑顔で過ごしたかったという由真さんにとって、きらびやかな照明演出に彩られた明るく楽しい結婚式は理想的なものとなりました。
彼女はこれまでに参列したことのある、“一般的な”結婚式をネガティブに捉えていたわけではありませんが、自分たちが挙げるとなると違和感があったそう。
それは花嫁の手紙に象徴されるような「感動演出」。彼女の考えは、「両親への感謝の気持ちは、本人たちに伝わればいい。わざわざ人前で感動を演出しなくても・・・。それよりもずっと笑顔で過ごしたい」というものでした。

ファーストバイト
「一緒にバージンロードを歩きたい」という父の思いを叶えたい

由真さんはハワイでのリゾートウェディングを計画していましたが、コロナの影響で断念。とはいえ、人生の大きな節目としてなんらかのセレモニーはしておきたいし、父親の「一緒にバージンロードを歩きたい」という思いもあったので、国内での挙式・披露宴を検討しはじめました。

最初に思い描いていたイメージとは異なるものではありましたが、理想的な結婚式にたどり着けた由真さん。どのように結婚式準備を進めたのか、順を追って見ていきましょう。

結婚式
決め手は大迫力の音響照明

由真さんが選んだ式場は、都内の有名外資系ホテル。デート感覚で訪れた会場見学で体験した音響照明のデモンストレーションにピンときたのが大きな決め手になりました。

ふたりが20歳前後の頃によく遊びに行っていたクラブの雰囲気、大好きな劇団やブロードウェイのミュージカルを観た時の感激がよみがえり、「これならずっと笑顔で過ごせそう」「あまり見たことのない結婚式でゲストにもワクワクしてもらえるのでは?」と思えたといいます。ここで体験した音響照明の演出は、ふたりの結婚式の入場シーンにもそのまま取り入れました。

この式場見学からBGMや演出のアイデアもどんどん広がっていき、日本でも自分たちらしい結婚式を挙げられそうだと思えるようになったそうです。

■ 式場が決まった4つのポイントとは?

結婚式
ウェディングドレスは憧れのVERA WANG

「コレ!」というものに出合うまでに8軒の会場を見学した由真さんは、音響照明だけでなく、大きく3つの点でそのホテルに優位性を感じたそう。

ひとつ目はアクセスの良さ。見学したなかには、首都圏でもリゾート気分を味わえる海辺の式場もありましたが「雰囲気は素敵だけど雨が降ったら大変」と感じてしまいました。
雨の日に参列するとなれば、せっかくセットしたヘアスタイルが崩れてしまったり、足元が悪いなかをヒールで歩かなければならないなど、負担をかけてしまう、駅からのアクセスがよいホテルなら、雨が降っても不快感は軽減できると考えました。

結婚式
フローリストの後押しで真っ赤なブーケに挑戦

ふたつ目は接客クオリティ。他の式場では、一度伝えたことを違う相手に何度も質問されて、「また同じことを聞かれた」と感じることもありましたが、そのホテルでは、一度話したことが別のスタッフにも共有されていて好感が持てました。
接客業に就いている由真さんは、一人のお客様に違う人が同じ質問を重ねてしまう「ダブルアプローチ」は禁物と教え込まれており、そのホテルの接客に通じるものを感じ、安心して任せられると思ったそうです。

結婚式
ふたりだけの時間をもらえたのでゆっくり相談できた

3つ目のポイントは、誠実さ。8軒の式場を見学中、ほかの式場からは「見過ぎると決められなくなる。いま決断しなければ希望の日柄が埋まってしまうかもしれない」など、契約を急かすようなことを言われましたが、そのホテルでは「大事なことだから、ふたりでじっくり考えた方がよいですよ」とアドバイスしてくれたり、途中でプランナーが席を外してふたりだけで話し合う時間を用意してくれるなどの心遣いが好印象でした。

ファーストバイト
ファーストバイトは花嫁も大きなスプーンで

4つ目は評判の良さ。どの式場を選ぶかを判断するうえで、自分の体験だけでなくクチコミサイトやInstagramなどのSNSも参考にしました。そのホテルは、SNSでの卒花やプレ花の投稿のうち、8割以上に「#(ホテル名)にしてよかった」というハッシュタグが付いていて、満足度の高さをうかがい知ることができたといいます。
クチコミやインスタは特定の投稿に影響されないように、ざっとひと通り目を通してみて全体的に「良い印象」なのか「悪い印象」なのかを感じ取るようにしました。

「私も接客業に就いていますが、クチコミサイトやSNSにはだいたい良いことよりも悪いことの方が書き込まれるものだと思います。自分が参考にするときには、もしネガティブな書き込みがあっても、それを上回る良い書き込みを見つけたり、全体的なトーンを掴むようにしました。なかには、悪い書き込みしか見当たらず、5つ星も見当たらないという式場もあり、見学したときの印象も良くなかったので、除外することができました」(由真さん)

ゲストテーブル
装花は「ホワイト × ゴールド」シンプルだけど上質に

■ ライティングやバイリンガル司会で「ニューヨーク」を表現

結婚式司会
余興のかわりに司会者が歌を一曲披露

結婚式のテーマは「NYウェディング」。NY発祥のホテルであること、NYのブランド「ヴェラ・ウォン」をウェディングドレスに選んだことから、考えたテーマです。最初の式場見学で圧倒された音響照明の演出もブロードウェイミュージカルを彷彿させました。
バイリンガルのアメリカ人司会者、グレッグ・アーウィンさんも、このテーマのキーマンとなりました。パーティーのスタート時には「英語でNY風の雰囲気を演出してほしい」とリクエストすると、ショータイムの始まりを予感させるようなアナウンスを披露してくれ、ゲストは驚きの声と共に携帯電話でムービーを撮り始める人も現れました。

一方でパーティ進行はシンプルに。花嫁の手紙朗読など、しんみりしがちな演出は避け、最初から最後まで盛り上がり続けるような流れを意識しました。

引き出物
引き出物もNYのブランドを

■ ふたりの思い出を共有し合えるのも結婚式の価値

結婚式

紫やピンクなど色とりどりのライトがまるでクラブパーティのように華やかにまわり、ゲストは思わず携帯電話で動画を撮り始め、会場内は拍手と歓声に包まれる―。そんな「ずっと笑顔」の結婚式を挙げた大上由真さん。
当初、イメージしていたハワイでのリゾートウェディングとは異なる結婚式になりましたが、どんな形であれ、ふたりにとって大切な人が一堂に会する貴重な機会を設けることができて幸せだったと振り返ります。

「披露宴が始まり、メインテーブルから会場を眺めた時、「わっ!皆さん、勢ぞろいしてくださってる」と感動しましたね。実際、目にするまでまったく想像できない光景でした。招待状はお送りしたものの、近くなってリマインドするわけでもないし、ゲストの皆さんが集まってくれるのかどうか、半信半疑な気持ちもありました(笑)
結婚式以外で、夫婦がお互いの大事な人を紹介しあえる場ってなかなかないと思うんです。でも、すべてのゲストと一緒に写真を撮って、後から見返しても『この人が中学時代のサッカー部の親友なんだね』と顔と名前が一致する、思い出を共有することができたと思います」(由真さん)


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