料理のスペシャリスト レストランウェディングの魅力(10/28)

料理のスペシャリスト レストランウェディングの魅力(10/28)

「ゲストへのおもてなしを料理で表現したい」というカップルなら、一度はレストランウェディングを検討するのではないでしょうか。レストラン=料理がおいしいというイメージはありますが、ゲストハウスやホテルと比べて何が違い、なぜおいしいのでしょうか。ここでは、レストランウェディングならではの料理の特徴のほか、料理以外の魅力やメリットなどをご紹介します。

海外からの輸入に頼っている食材は世界情勢によって入荷が難しくなったり、魚介類などは年によって不漁になることもあったりしますが、レストランの場合、仕入れルートを独自に確保していて、どんな時でも安定的に仕入れられたりします。
たとえば、フォワグラやキャビアなども、海外の問屋と直接取引しているために、国内で品薄になったとしても安定的に確保できたり、国内でも仲買人と専属契約していて、そのレストランが求める食材の提供を約束してくれたりするのです。

こうした取引ができるのは、結婚式だけでなく、毎日営業していて、一定以上のボリュームを注文しているからこそ。一定以上を注文することで割引などにもつながるため、仕入れコストを抑えることもできます。そのため、同じ1万円の料理でも結婚式専門の式場より、素材が豪華など、コスパの良い料理を期待できるのです。

パンに付けるバターが「エシレ」、ホットコーヒーや紅茶に入れるミルクがコーヒーフレッシュではなく、温めたミルクなど、ディテールまでレストラン仕様なのもポイントの1つ。こうした丁寧さこそ、舌の肥えたゲストの満足感にもつながります。
専門式場よりも高コスパ? 

試食できる場合は、そのレストランの強みをチェックしましょう。特に、コース料理ではない、1プレートの場合、そのレストランが得意とする食材などが登場するはず。毎日営業しているため、突然のリクエストでも、対応してもらえるでしょう。一般のお客様は必ず予約して来店するとは限らないので、食物アレルギーへの対応力も高かったりします。 祖母が漬けた梅干し、実家で栽培している米や野菜など、思い入れの強い食材を使った料理を希望する新郎新婦も少なくありませんが、レストランはこうしたリクエストに対しても、柔軟に対応してくれたりします。

結婚式専門のゲストハウスやホテルなどの場合、「衛生上のルールで」「食材の保管場所を確保できない」といった理由で断るケースも少なくありませんが、実は、調理スタッフがその食材のために新しくメニューを考えるのが面倒、イレギュラーな対応をしたくない、というのも大きな理由だったりします。

一方、レストランの場合、「レギュラーカスタマー」などと呼ばれる常連さんに、飽きずに定期的に通ってもらうために、毎月「おすすめメニュー」をリニューアルしていたり、毎日の仕入れ内容に応じて、日替わりメニューを用意していたり、日々、新メニューにトライすることが習慣になっているので、お客様の持ち込み食材に対しても抵抗がない、または、食材や料理に対する探求心から積極的に取り組んでくれたりするのです。
持ち込み食材もウェルカム

試食の際、シェフが直接メニュー説明しに来てくれるケースも多いので、色々な質問を投げかけて料理に対するこだわりやポリシーなどに触れてみましょう。緊張するかもしれませんが、「おいしい」だけでなく、「このスパイスは何?」「珍しい野菜があったが産地はどこ?」など、具体的に感想を伝えたり、質問してみると、会話も広がり楽しめるのではないでしょうか。 レストランを貸し切りにする場合、会場使用料がかからないというケースも多いです。料金は、料理とドリンクを提供した対価として受け取るものというスタンスだったりするので、スペースを貸し出すことで料金を受け取る発想がないのです。

多くのレストランは、貸し切りにする場合、「会場使用料」の代わりに「最低保証料」を設定しています。最低保証料とは、その日・その時間帯に通常営業した場合、想定される売上を基に算出されるもの。たとえば、3時間で30万円なら、その額以上の料理とドリンクを注文すれば貸し切り可能です。ゲスト数10名で貸し切りたいなら、1人あたりの料理&ドリンクの料金は3万円以上。贅沢におもてなしすることができます。

会場使用料に対する考え方と同じ理由で、ドレスやカメラマン、引出物など、料理&ドリンク以外のアイテム・サービスを自分で用意する場合も、持ち込み料がかからなかったりします。
会場使用料がかからない

1人あたりの飲食代金が1万円以上というようなレストランでは、結婚式だけでなく通常営業のお客様にも、非日常感のある空間で食事を楽しんでもらえるよう、装花で豪華に飾り付けなくても十分なほどに、つくり込まれています。

「フランスの邸宅」「緑の中の1軒家」など、レストランごとのコンセプトによって、絵画やインテリアなどが統一されていて、白いテーブルクロスとカトラリーだけでも十分に特別な世界観を感じられたりします。

基本的に「装花ありき」の設定ではないので、飾りつけなければ寂しく感じるという設定になっていません。もちろん、花をふんだんに使って飾り付ければより華やかになりますが、装飾にかける費用を料理に回せるというのもレストランウェディングの醍醐味かもしれませんね。
白いクロスとカトラリーだけで十分

レストランの場合、よく「チャペルがない」「控室が少ない」「会場内は柱などの都合で席によって“死角”が生じてしまう」など、ハード面の弱さも指摘されますが、結婚式のスタイルによっては問題なかったりします。

たとえば、「形式ばったセレモニーは不要」と考えるなら、チャペルではなく、「宴内人前式」と呼ばれる、パーティ会場内での挙式で十分かもしれません。ゲストの方々にとっては移動がないというメリットもあります。
また、控室を両家分、確保できない場合は、受付を済ませたら順次、会場に入っていただいて、ウェルカムパーティなどで最初から和やかに過ごしていただくというのも楽しみ方の1つと捉えることもできます。

一言でまとめると、「結婚式だから特別に」ではなく「自然体」「ゲストとも普段通り会話したい」といった考え方のカップルには、設備面の弱点も気にならないのではないでしょうか。
逆に「何度もお色直ししたい」「映像演出もふんだんに盛り込んでエンターテイメント性の高い結婚式にしたい」といったタイプには合わないスタイルかもしれません。
チャペルなし、控室が少ない・・・

会場の設備については、上述の内容以外にも、動画上映用のスクリーンがあるかどうか、上映のために暗転できるかどうかなど、2人がイメージしている結婚式を挙げるのに十分な設備が揃っているか、細かく確認しましょう。 本格的な料理でゲストをしっかりおもてなししつつも、パーティの雰囲気は自然体、セレモニーや余興などのエンターテイメントよりも会話中心に楽しむのがレストランウェディングの醍醐味だと言えます。デメリットと言われがちな設備面も、結婚式仕様でないからこそ、新郎新婦やゲストも「記念日ランチ・ディナー」の延長として、気負い過ぎずナチュラルに過ごせるのではないでしょうか。

ホテルやゲストハウスウェディングの華やかさには少し気後れしてしまうといったカップルにも、検討していただきたいウェディングスタイルの1つです。
料理はしっかり、パーティスタイルは自然体

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