ウェディングドレスのレンタル料金の相場は? 安く抑える方法や持ち込みの注意点も解説
ドレス・衣裳

ウェディングドレスのレンタル料金の相場は? 安く抑える方法や持ち込みの注意点も解説

2021.05.18 2023.05.15

結婚式を挙げるうえで欠かせないのが、ウェディングドレス。レンタルと購入のどちらがいいのか。そして、レンタルする場合の相場は? 高いドレスはなにが違うの? 気になる疑問を解決し、安く借りる方法や、式場のドレス持ち込み料などの注意点を解説します。

目次

  1. ■ウェディングドレスはレンタルする人が85%
  2. ■ウェディングドレスのレンタルと購入の相場は
  3. ■ウェディングドレスのレンタルは結婚式場や衣装店で
  4. ■ウェディングドレスをお得にレンタルする方法
  5. ■ウェディングドレスをレンタルするときは、ここに注意!
  6. ■納得のいくウェディングドレスで、幸せな結婚式を

結婚式を挙げるうえで欠かせないのが、ウェディングドレスです。大切な結婚式だからこそ、自分に似合う素敵なドレスを選びたいですよね。

ウェディングドレスは、レンタルする場合も購入する場合も、金額には幅があります。どちらの場合も安ければ数万円からありますが、高級ドレスとなると100万円を超えるものもあります。

今回の記事では、ウェディングドレスのレンタル相場や、価格帯別のドレスの特徴を紹介していきます。この記事でレンタルドレスの相場を知って、納得のいくドレス選びをしてくださいね。

■ウェディングドレスはレンタルする人が85%

ウェディングドレス
まず最初に悩むのは「レンタルするか、買うべきか」

ドレス選びで、まず最初に悩むのは「レンタルするか、買うべきか」についてでしょう。2020年のゼクシィトレンド調査によると、ウェディングドレスをレンタルした人は、85%にも上りました。ほとんどの人がレンタルのドレスで式を挙げているようです。

レンタルのいちばんのメリットは、購入すると高いドレスでもリーズナブルに着られることです。憧れのブランドドレスも、予算内で着ることができるかもしれません。また、購入した場合は保管して手入れをしなければいけませんが、レンタルならその心配がありません。

一方で、購入するメリットは汚れを気にしないで着られることです。また、挙式と披露宴を、海外と日本など別の場所で行う場合、レンタルを2回するよりも購入の方がお得になることがあります。

ただし、将来、子どもに着てもらいたいと思って購入する人がいますが、ウェディングドレスにはデザインのトレンドがあります。将来を見越して購入する場合は、よく検討したほうがよいでしょう。

■ウェディングドレスのレンタルと購入の相場は

ウェディングドレス
写真:上半身に抜け感のある上品なデザイン(cinderella & co./¥ 242,000)

・ドレスの値段はどうやって決まる?

レンタルの場合でも、購入する場合でも、ウェディングドレスにかかる費用には数万円から100万円を超えるものまで、大きな幅があります。なぜこんなに金額に差があるのかというと、主な理由は、素材とブランドです。

【素材】
シルクやシルクオーガンジーなどは高価で、サテンやポリエステルなどの化学繊維は比較的安いです。シルクは滑らかで質感が良く、高級感があります。着心地もいいと感じる人が多いです。一方で化学繊維は、シルクに比べて重く、生地も硬めになります。

ウェディングドレス素材比較
シルクは滑らかで質感が良く高級感がある

【ブランド】
ヨーロッパやアメリアなど、海外ブランドのインポートドレスや、有名デザイナーによるブランドは、価格が上がります。インポートブランドの中でも特にイタリアのブランドは、高品質な素材を使い、縫製の技術にもこだわった高級なものがたくさんあります。また、有名デザイナーによるブランドは、デザイナーの知名度やシルエットの美しさなど、デザイン面の付加価値から高額になるものが多くなっています。

EMarie 花より男子ドレス
写真:花より男子ドレス(EMarie/2,860,000 )

・レンタル費用の平均は20〜30万円

レンタルでも購入でも、先輩花嫁たちがウェディングドレスにかけた費用の全国平均は、ゼクシィトレンド調査2020によると、27.6万円です。レンタルに限っても、20〜30万円が相場のようです。

・購入する場合の相場はいくらくらい?

購入する場合の相場もレンタルと同じで、数万円〜100万円と幅があります。購入の場合は、素材とブランドのほかに、新品か中古かで金額が変わります。中古で安く購入して、サイズ直しをして着る人もいるようです。

ウェディングドレスを購入するなら、フルオーダーをイメージするかもしれませんが、その場合、相場はおおよそ50万円からとなります。しかし、デザインや素材を決められたものから選んで、サイズだけを自分に合わせて作ってもらう「セミオーダードレス」もあります。これは、安いものなら20万円半ばぐらいから探すことができます。

・予算別に選べるウェディングドレスをまとめると?

ここまで、ウェディングドレスをレンタルした場合、購入した場合の相場について、解説してきましたが、どちらの場合も金額に大きな幅があります。そこで、価格帯ごとにどんなものが選べるのか簡単にまとめてみたので、参考にしてくださいね。

【10万円以下】

ウェディングドレス
左:オープンバックのAラインドレス(COCOMELODY/¥59,950 )、右:大胆で繊細なレース使いのバックスタイルが特徴のマーメイドドレス(COCOMELODY/¥98,450 )

大量生産の生地を使っていたり、人件費の安い海外で縫製することで価格を抑えている

10万円以下のドレスを探す

【10〜30万円】

ウェディングドレス
左:オーガンジーのフリルでトレンド感あるスタイルに(ALESSA/¥238,000 )、右:ボディラインを美しく彩る総レースのソフトマーメイドドレス(TuNoah wedding/¥151,800)

ポリエステル素材でも10万円以下のドレスよりクオリティが高い。もっともスタンダードな価格帯。

30万円以下のドレスを探す

【30~50万円】

ウェディングドレス
左:ビスチェの見頃の形は今季のトレンド(Brilliantayu/¥330,000 )、右:背中が大胆にあくビスチェにもなる2WAYドレス(Brilliantayu/¥ 308,000)

シルクやフランス製の高級レースが使われていることも。あまり流通していない生地を使ったり腕の良い職人によるビージングなど、細部へのこだわりも光る

50万円以下のドレスを探す

【50~100万円】

ウェディングドレス
左:レースのくるみ釦が美しさを引き立たせる(MUVEIL×Cli'O mariage/¥ 665,500)、右:シンプルでありながら上品さと可憐さを兼ね備えた一着(ANTONIO RIVA/¥ 660,000)

有名なインポートブランドなどもこの価格帯。輸入関税などもかかり割高に

100万円以下のドレスを探す

【100万円以上】

デザイン画から起こすオートクチュール、生地から特注で織るなど、その人のためだけに作られることが大半。海外ブランドの場合も日本人の体型に合わせて再設計・デザインされて、ほぼオリジナルになったりする

■ウェディングドレスのレンタルは結婚式場や衣装店で

ウェディングドレス
結婚式場が提携している衣装店で借りる人が多い

ウェディングドレスは、結婚式場や衣装店でレンタルができます。なかでも、結婚式場が提携している衣装店で借りる人が多いようです。結婚式のパックプランに衣装代が含まれるなら、決められた衣装から選ぶことができます。

しかし、結婚式場や提携している衣装店だけを選択肢にしてしまうと、選べるドレスが限られてしまいます。自分に似合う素敵なドレスをより多くのドレスの中からじっくり選びたいという人は、自分の好きな衣装店で選んで式場に持ち込みすることをおすすめします。少し下にある「ウェディングドレスをレンタルするときは、ここに注意!」で、持ち込みをする場合の注意点などを解説していますので、よく読んでから検討してくださいね。

ドレスの一覧はこちら

■ウェディングドレスをお得にレンタルする方法

チャペルの新郎新婦
お得なレンタル方法

様々な費用がかかる結婚式ですから、できるだけお得にドレスを借りられたらいいですよね。ここでは、できるだけ安くレンタルする方法をお教えします。

・国内ブランドのものを選ぶ

先ほど、海外ブランドのインポートドレスは価格が上がるとご説明しました。一方で、国内ブランドのドレスなら、海外ブランドと比べて比較的リーズナブルな価格になっていることが多いです。また、日本人向けに作られているので、日本人の体型に似合うというメリットもあります。

・衣装店のクーポンや割引を活用する

レンタルの衣装店にも、クーポンや割引があります。たとえば、決まった期間内に使えるクーポンや、「初回成約特典」として初めての来店で契約を決めた場合は割引になるサービスがあります。それから、タキシードやカラードレスなどをまとめてレンタルすることで、セット割引になるお店もあります。

・式場の成約特典を活用する

式場の成約特典のなかには、「ドレスやタキシードのレンタル代プレゼント」「ドレス一着分の金額をプレゼント」などがあります。これらの特典を選ぶのもよいでしょう。

・装飾が少なく、シンプルなドレスにする

低価格帯のドレスは、シンプルで装飾が少ないものが多いです。自分が満足できるものがあれば、シンプルなドレスを選びましょう。

・格安のドレスを購入する

レンタルにこだわらずに格安のドレスを購入してしまうのも、安くドレスを手に入れる方法のひとつです。格安でも、サイズやデザインのオーダーに応じてくれたり、レースや刺繍を手作業で仕上げていたり、コスパ最強のドレスを提供しているショップもあります。

参考:5万円以下のドレス特集

■ウェディングドレスをレンタルするときは、ここに注意!

ウェディングドレスを着た花嫁
追加料金に注意

・パックプランの衣装を着るなら、どんなドレスかチェック

式場のパックプランに含まれるドレスを選ぶときに気をつけてほしいことがあります。式場の最初の見積もりに含まれているドレスの金額は、最低金額になっていることが多いようです。

「パックプランでお得になる」と思っても、そのなかに気に入ったドレスがなく、プランに含まれていないものを選ぶと、追加料金がかかってしまうこともあります。プランのなかでどんなドレスが選べるのか、あらかじめ見せてもらうようにしましょう

また、アクセサリーも含めてすべてレンタルしたい人は、レンタル費用に小物が含まれているか確認しておくと良いでしょう。

・ドレスを持ち込む場合は「持ち込み料」を確認しよう

式場や提携している衣装店以外からレンタルする場合、「持ち込み料」を式場に払わなければいけないことがあります。ウェディングドレス1着で、大体5万円ほどかかるところが多いようです。挙式と披露宴を行う場合は、かかる金額が倍になってしまうところもあります。

一方で、持ち込み料が無料の結婚式場もあります。着たいドレスが最初から決まっている場合は、持ち込み料がかからない式場のなかから検討するとよいでしょう。または、式場を契約する前に、持ち込み料無料を条件に交渉するという方法もあります。

■納得のいくウェディングドレスで、幸せな結婚式を

結婚式
着たいドレスの費用をイメージしておこう

女性なら一度は着てみたいウェディングドレス。だいたいどれくらいの費用がかかるかイメージできたでしょうか。

人気のドレスは、祝日は予約がいっぱいで借りられないこともあります。金額にも大きな幅がありますし、ふたりの印象を大きく左右するのがウェディングドレスなので、早めに検討をはじめておくことをおすすめします。

大切な機会ですから、「このドレスに決めてよかった!」と思えるように、納得のいく衣装選びをしてくださいね。


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