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優秀なカメラマンの条件

2019.10.01 火 | How to

全てのシーンがつながって1つのストーリーになる

 一口にプロのカメラマンと言っても、経験やセンスによってレベルは異なります。では、結婚式当日を記録するフォトグラファーの巧拙はどのような点に現れるのでしょうか?
ここでは、大きく4つのポイントを紹介します。

2人がどう撮られたいかを知っている

優秀なカメラマンは、新郎新婦1組ごとに、チャームポイントや容姿で気にしている部分を把握した上で、特に花嫁が最も美しく見える角度を工夫しているものです。たとえ、対面での打合せの機会を得られなくても、瞬時に察知して対応します。また常に、お客様の意向に沿いたいと考えているため、もし「こんな場面は撮られたくないだろうな」と感じ取ったら、あえてシャッターを切らない、余計な物が写り込まない位置に素早く移動するといった機転が働きます。
 逆に未熟なフォトグラファーは、たとえば、新婦のドレスの脇からインナーの一部がのぞいているのにお構いなしに撮ったり、歯並びを気にしている新婦に「もっと笑って!」とリクエストして表情をこわばらせてしまうなど、配慮に欠けた行動を取ってしまいます。

その日に起こる出来事を先読みする

結婚式は事前に進行を決めていても、当日まで何が起こるか分かりません。カメラマンからすれば被写体をコントロールできないため、次の瞬間にどんな出来事が起こるのか、的確に予測する力が求められます。
そのため優秀なカメラマンほど、席次表や進行表など、当日をイメージするための材料を欲します。可能ならばパーティーを取り仕切るサービスキャプテンと情報交換するなど、準備に余念がありません。ゲストの顔ぶれと進行表を突き合わせながら、どのシーンでどんな出来事が起こるかをシミュレーションし、それぞれのタイミングで、どの位置からどんなアングルでそのシーンを切り取るのか、イメージトレーニングしています。
 常に同じ場所から同じタイミングでシャッターを切るだけでも、重要なシーンを確実に安定的に押さえることはできますが、それでは何度も見返したくなるような感動するレベルには達しません。事前準備なし、場当たり的に撮影しているようなカメラマンは論外です。

「構図」の引き出しが豊富

地面スレスレにカメラを構える、両腕を真上に伸ばして俯瞰的に撮るなど、普段なら人が物を眺めない視点からのアングルを効果的に使いこなせるのも、優秀なカメラマンの特徴の1つです。
 たとえば、ケーキカットのシーンでゲストが一斉にスマホを向けるシーンを印象的に撮るために、その会場で最も高い位置を瞬時に探す、その場の空気感をフォーカスするためにあえて逆光や引いたアングルで撮るなど、そのシーンを最も魅力的に収める構図を熟知しています。

1枚1枚に意味がある

 依頼するカメラマンの作品の中に、気になる1枚があれば「なぜ、このシーンを撮ろうと思ったのですか?」と尋ねてみましょう。優れたカメラマンなら、そのシーンのどこに感動したのか、なぜシャッターを切ったのか、どう撮りたいと思ったのか、まるでその時の様子が目の前に再現されるかのように、鮮明に語ることができるでしょう。
常に、結婚式1日をストーリー仕立てにまとめたアルバムを作ることをイメージしているので、そのシーンの前後関係まで押さえた上で撮影しています。
 逆にはっきりと答えらえないカメラマンは、ただ漫然と撮っているだけ、結婚式を点でしか捕らえられていないと言えます。

 何十年たっても、その場の空気まで伝わるような写真とは、結婚式の1つ1つのシーンが断片的ではなく、ストーリーとして収められているものです。依頼する側もカメラマンが実力を発揮できるよう、席次表や進行表など、必要な情報を共有しておくようにしましょう。

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