良いドレスショップの見分け方
ドレス・衣裳

良いドレスショップの見分け方

2019.10.01 2019.10.01

目次

  1. 顧客ファーストか?利益重視か?
  2. ―良いドレスショップー
  3. ―悪いドレスショップ―

顧客ファーストか?利益重視か?

たとえ、同じドレスを扱っていても、ドレスショップやショップを運営する企業の方針、考え方によって接客やサービスの内容、ドレスの管理方法などは大きく変わります。では良いドレスショップと悪いドレスショップには、どんな特徴があるのか、いくつか具体例を紹介します。

―良いドレスショップー

―良いドレスショップー

◆フィッティングルームの照明種類が豊富
 優良なドレスショップのフィッティングルームには、複数種類の照明が設置されています。たとえば、自然光、スポットライト、ホテルのような間接照明など、お客様が挙げる式場に近い照明を選べるようにすることで、試着の際、結婚式当日のドレス姿をリアルにイメージしてもらえるようにしているのです。これにより、たとえば「自然光の入る式場なので、日差しを通す柔らかい素材がおススメ」「ナイトウェディングだからライトが反射してきらめく素材だと華やかになる」など、納得感のある説明もしてもらえます。

◆ウォーキングレッスンがある
 お客様を美しくすることにこだわるドレスショップは、ウェディングドレスを着て颯爽と歩けるようにウォーキングレッスンを用意しています。フィッティングルームでどんなに立ち姿が美しくても、結婚式当日は着慣れないウェディングドレスで歩かなければならず、つまずいて転びそうになったり、ドレスの裾を踏んでしまいそうになったりしては、せっかくの花嫁姿も残念に映ってしまいます。より、細かく配慮するドレスショップは、フローリングや絨毯など、式場の設えに近いシチュエーションで練習させてくれたりします。

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―悪いドレスショップ―

―悪いドレスショップ―

◆ドレスラックがぎゅうぎゅう詰め
 ドレスラックに隙間がないほど、ぎゅうぎゅう詰めにかけられているドレスは、シワになるだけでなく湿気がこもってカビの原因になるなど、コンディションが悪化してしまいます。試着中に緊張したりして汗をかくお客様もいますが、試着後のドレスをチェックもせずにそのままラックに戻してしまうショップもあります。汗ジミがついたままラックに戻すと菌が繁殖しやすくカビも生えやすくなってしまいます。こうした様子からそのショップのドレスに対する愛着の低さも窺えます。

◆値段が公表されていない
 ドレスに値札が付いておらず、口頭でレンタル料金を伝えるだけというショップは、ケースバイケースで値引きするなど、お客様によって値付けを変えている可能性が大です。レンタルドレスの場合は、1着を1人でも多くのお客様に貸し出すことで利益率が上がります。たとえば1ヵ月後の予約は、本来であればなかなか受注が入りにくいタイミングであるため、このような間際のお客様に対しては、値引きしてでもレンタルしてもらおうとするといった具合です。
 同じドレスなのにショップ側の都合で「Aさんは30万円」「Bさんは20万円」などと、値段を変えるのはお客様に対して不誠実な姿勢と言えます。


◆1着あたり20、30回貸し出す
 ウェディングドレスを良い状態でお客様に提供するよりも、1着あたりの利益率を重視するショップは、20~30回は貸し出すルールにしていたりします。もちろん、繊細なレースやシルクは破れやすいなどメンテナンスが難しいため、貸し出せる回数は3~5回などに限られます。一方、貸し出し回数を増やして利益率を高めることを最優先に考えるショップは、ポリエステルなど丈夫な素材や破れにくいデザインなどを取り揃えがちです。ただし、ドレスが重くて着心地が良くない、近くで見た時に安っぽいなど品質は期待できません。

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