招待状は、結婚式に招待するゲストに式の日時や場所を案内し、出欠席を確認する、新郎新婦からの手紙。つまり、結婚式に参列するゲストが最初に目にするものです。せっかくなら、結婚式の雰囲気に合ったものを選びたいですよね。

式場で発注すれば手軽に済ませられますが、一般的にデザインの選択肢が少なく、お値段も高くなります。そこでおすすめしたいのが、招待状をネットで注文ができるサービス。大きく分けて「印刷込み」と「手作りキット」の2種類があります。

ここでは「印刷込み」と「手作りキット」について解説しながら、結婚式に必要なものがなんでも揃うオンラインサービス「CORDY」で人気の招待状を紹介します。招待状のデザインは6つのテイストに分けて紹介していきますので、結婚式の雰囲気に合わせて、招待状のデザインを考えてみてくださいね。

ネットショップの招待状サンプルを見ていると、「印刷込み」「印刷対応」などと記載されている商品と、「手作りキット」「手作り」などと記載されている商品があります。この違いは招待状の本状や宛名などを業者に印刷してもらうか、自分たちで印刷・手書きするかという点になります。

どちらのタイプもCORDYのようなオンラインショップで、カードの柄やイラスト、封筒の装飾や素材などを組み合わせた「招待状セット」として販売されています。おしゃれなデザインが数多く揃っているため、自分好みのものを選ぶだけで、結婚式の雰囲気に合わせた招待状を送ることができます。招待状セットには、表紙、中紙(印刷紙)、封筒、返信ハガキなどが含まれているのが一般的です。

印刷まで業者がやってくれる商品には「印刷込み」「印刷対応」などと記載されています。準備にあまり時間をかけられない人や、自宅にプリンタがない人におすすめです。

ネットショップで好きなデザインを選んで商品を注文したら、パソコンやスマホを使って専用サイトやアプリで必要なデータを入力します。そのあとは、業者が印刷し、「切手を貼って投函するだけ」という状態で希望日に自宅まで届けてくれます。ネットショップのなかには「最短で1、2日」と謳っているところもありますが、10日ほど余裕を持っておくと安心でしょう。

自分で印刷する商品には「手作りキット」「手作り」などと記載されています。必要なものがセットになっているので、自分たちで作った招待状でゲストを迎えたいという人にはおすすめです。

ネットショップで好きなデザインを選んで支払いを完了すれば、数日後に自宅にキットが届きます。次に、パソコンやスマホを使って、専用サイトやアプリでデータを入力。フォーマットに合わせて、挙式の日時や場所、新郎新婦の名前などを入力し、招待状を仕上げていきます。最後に、キットに同梱されていた用紙に自宅のプリンタで印刷をして、完成です。もちろん、手書きするのであれば自宅のプリンタは必要ありません。

データ入力は、印刷込のセット商品、手作りキット、どちらもフォーマットが決められているので、文章や書体などを一つひとつ考える必要はありません。規定のフォーマットに当てはめていくだけで、気に入ったデザインの招待状が簡単に仕上がります。

招待状には、ほかに返信用ハガキや会場地図、挙式への参列やスピーチを依頼する旨を記載した付箋を必要に応じて用意し、同封します。

付箋がついていないケースや宛名印刷がオプションになっていることもあるため、招待状セットにどのアイテムが含まれているのか、プランの内容をよく確認してから注文しましょう。

また、本状と別紙の会場地図は、ネットショップの招待状セットには含まれないのが一般的です。多くの結婚式場では、地図だけ販売してくれるので、それを購入するか、手作りで用意しましょう。

ゲストのことを考えながら、心をこめて用意する招待状。では、どんなデザインのものがあって、どれを選べばいいのでしょうか?「ナチュラル」「クラシカル」「和風」など6つのテイスト別に、CORDYで人気のデザインを紹介していきます。

ゲストがリラックスして楽しめるように、カジュアルな結婚式が増えてきています。カジュアルな式を挙げるには、招待状もカジュアルな雰囲気にするのがおすすめです。遊び心のあるものや、ドットやストライプなどの模様の封筒から、楽しい結婚式になることが伝わるはずです。

ボヌール　ブラウン(手作りキット)
ラ・クレ・ド・ボヌールはフランス語で 「幸運の鍵」という意味。有名ウェディング雑誌の「世にも可愛いペーパーアイテム100選」にも選ばれた大人気シリーズです。

クレール　ネイビー(手作りキット)
ウェディングフラッグがモチーフになっていて、楽しい結婚式をイメージさせるデザイン。取り外しが可能のタグには「with THANKS(感謝を込めて)」と書かれています。

ドット柄【リンドアップルグリーン】(印刷対応)
ドット柄のかわいらしいデザインが印象的な招待状。白地の部分に描かれた四つ葉のクローバーが、ゲストにも幸せを届けてくれることでしょう。

ホルダー付き【アンティークスウィート/ブルー】(印刷対応)
額縁のようなホルダーに収納するタイプの招待状。ホルダーには凹凸のあるエンボス加工が施されており、上質な雰囲気を感じさせるデザインです。

会社関係者や、年上の親族が多く集まる場合は、フォーマルな招待状がおすすめです。最近の招待状セットは、高いクオリティを誇る商品も多いため、ふたりの気持ちを丁寧に伝えることができます。

「 レーヌ 」 手作りキット | 結婚式 パーティー(手作りキット)
フランス語で女王を意味する「レーヌ」にふさわしい、上品なデザイン。フォーマルな雰囲気ですが、揺れるタッセルが華やかさをプラスしてくれています。

エンボス　メタルプレート風　【コンプリートベージュ】(印刷対応)
イタリア製の高級紙「スタードリーム」を使用した華やかな招待状。シンプルなプレスラインと、金色のメタルプレートが目を引くデザインです。

エレガント【ロイヤルネイビー】(印刷対応)
藍色の台紙とつやのあるリボンを組み合わせた、シックなデザイン。台紙にちりばめられたラメが、さりげなく華を添えています。

ステンドグラスのある教会など、古典的な雰囲気の式場で挙げる人におすすめなのが、クラシカルなイメージの招待状です。チャームやタッセルなど、ワンポイントで変化を出せば、オリジナリティを加えることも可能です。

ウェディングチャーム【パール】(印刷対応)
表紙のデザインを美しく引き立てるワンポイント付きの招待状。リングチャームとフラワーチャームの2種類から、自分たちの式の雰囲気に合うデザインを選べます。

プリエ　パール(手作りキット)
ドットの凹凸模様の上に、金色の飾り枠が施された、美しい招待状。高級感のあるデザインは、まるで宝石箱のよう。

フェリシア　ピンク(手作りキット)
優しい色調が人気のシリーズ。金の箔押しとアラベスク模様、伝統感のあるタッセル(房飾り)を使った、珍しいデザインの招待状です。

ウェディングチャーム　ホワイト　フラワーチャーム(手作りキット)
高級感のある紙と箔押しがアクセント。ウェディングフラッグをモチーフにした、スタイリッシュな雰囲気のデザインです。

ガーデンウェディングを予定している方におすすめなのが、ナチュラルイメージの招待状です。見ているだけで気持ちが華やぐような、明るい雰囲気のデザインが揃っています。招待状で季節感を演出できるのも、ナチュラルな招待状の特徴です。

ホルダー付き【マリアージュ/フルール】(印刷対応)
優しいタッチで描かれた花々が目を惹く、可憐なデザイン。手描き風のイラストが、上品な華やかさで招待状を彩っています。

カノン(手作りキット)
キラキラと舞う蝶が特別な日を祝福しているかのような招待状。洋装はもちろん、和装の結婚式でも使えるフレキシブルなデザインです。

セレーナ(手作りキット)
葉っぱと麻紐がアクセントになっていて、まさにガーデンウェディングなどにぴったりのデザイン。クラフト感から親しみやすさが感じられる招待状です。

箔押しやエンボス加工、切り絵調など、素材にもひと工夫されているデザインが多いのが、和風の招待状。「おごそかな和婚を予定してるけど、華やかさもほしい!」という方におすすめのデザインが揃っています。

RINTO-りんと-　黒(手作りキット)
黒の招待状も、和風なら華やかに。招待状を取り出すと市松模様が見えるのも魅力。知的な雰囲気もある招待状なので、大人っぽく演出したい人におすすめ。

和風招待状　【結やまぶき】(印刷対応)
日本の伝統的な結婚式を表現したデザイン。組紐のように結び上げられたリボンと切り抜きが特徴的な、手作り感のあるアイテムです。

和風招待状　【振袖】(印刷対応)
艶やかな振袖のような、伝統的な着物の文様が美しく施されたアイテム。中面にも同柄のイラストが入っており、幅広い年代に好まれるデザインです。

和モダン　透かし模様【奏薄紅】(印刷対応)
木々の間から差し込む光を浴びる2匹の蝶が、新たな未来へ向かいスタートする新郎新婦を表しています。優しい色合いの招待状をお探しの方におすすめです。

さりげなくキャラクターモチーフを入れた上品なデザインから、おなじみのキャラクターで箔押しをしたゴージャスなデザインまで、幅広く揃っています。「大好きなキャラクターで、大切なゲストを迎えたい」という方におすすめです。

シンデレラ(手作りキット)
「Best Day Ever(人生で最高の1日)」という言葉と、シンデレラのシルエットが印象的なデザイン。高級感のあるシルバーの箔押しを施しています。

ミッキー&ミニー(手作りキット)
表紙に、見る角度によってキラキラと輝くホログラムの箔押しを使用。こだわりのある上質なデザインが好きな方におすすめです。

招待状のデザインは、結婚式の雰囲気やゲストの顔ぶれだけでなく、差出人も考慮して決めるとなおよいでしょう。一般的には、招待状の差出人が両家の親ならフォーマルに、新郎新婦ならカジュアルにまとめるのがおすすめです。

招待状は、結婚式準備が本格的にスタートして最初に取り掛かるもの。最高に晴れやかな1日を思い浮かべながら、楽しんで選んでみてくださいね。