保存版! 見積りサンプル付き
初期見積もりの見方&分かりにくいポイントの解説

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初期見積もりの見方&分かりにくいポイントの解説

式場見学に行くと、そこで結婚式を挙げた場合、どの程度の費用がかかるかを算出した「初期見積り」を出してもらえますが、それが高いのか安いのか、全く見当もつかないというカップルが大半ではないでしょうか。SNSなどには「最終的に最初の見積りから100万円以上、上がった」といった卒花嫁の書き込みも多く、何を目安に結婚式費用を用意すればいいのか、不安も膨らんでしまいますよね。
ここでは、初期見積りのうち特にチェックしておきたい項目、プランナーにどんな質問をすればよいかなど、結婚式費用をリアルにイメージするための初期見積り活用術を紹介します。

■ 初期見積りは最もミニマムなアイテムで計算されている

全てミニマムだと最終的にいくらかかるのか、想像できない

式場見学の際に受け取る「初期見積り」は基本的に、全て最もミニマム(最低ランク)なアイテム・サービスで構成されているケースが大半です。理由は、式場見学の時点では、こだわりたいポイントなんてはっきりしていないカップルがほとんどだから。打ち合わせを重ねるたびに、料理・ドレス・花・写真などグレードアップしていくので、最終的に100万、200万円と跳ね上がってしまうのです。

そこで困ってしまうのは、最終的にいくらかかるのか、リアルな結婚式費用を想像できないこと。貯金するにせよ、親に援助を頼むにしろ、いくらかかるのか見当も付かなければ準備もしにくいですよね。

では、どうすればリアルな結婚式費用に近い初期見積りを受け取れたり、そこからどのぐらい上がるかを予想しやすくなるのでしょうか。具体的なアイデアや見積り書の見方を紹介していきます。 

■ 見学前に結婚式でこだわりたいことを話し合おう

式場見学に行く前に、何にこだわりたいかを話し合っておきましょう。
こだわりポイントのラインナップは、
 ✓ 料理
 ✓ 装花
 ✓ ウェディングドレス(衣裳)
 ✓ 写真
 ✓ 映像

の5つ。

この5つは、1項目あたりの単価が高額であり、グレードアップした場合の値上がり幅も広いため、後々、跳ね上がりやすい主な項目と言えます。
このうち、何にこだわりたいか、2項目程度、絞り込んでおいて、見積りに反映してもらいましょう。冒頭でも触れたように、何もリクエストしなければ、その式場において最低ランクのアイテムで計算されるので、「貴式場の平均額、またはちょうど真ん中にあたるアイテムを入れてください」などと具体的にリクエストしましょう。

最高ランクにしないまでも、中ぐらいのランクにしておくだけでも、最終見積りに近いリアルな内容になり、打ち合わせ後の値上がり幅も抑えられるのではないでしょうか。

後々、見積りが上がるのは絶対に避けたいといった理由で、「全てこの式場で最高ランクのものを入れて見積りを作ってください」とリクエストするカップルもいますが、それもリアルな結婚式費用に近いとは言えないため、おススメしません。
式場を契約する時点で確定できるのは、会場使用料のみ。料理や衣裳、花、写真などは打ち合わせでアイテムを選ぶまで、リアルな値段は見えてきません。初期見積りを通して、リアルな結婚式費用を予想するといったスタンスで臨みましょう。

■ 欲しい「オプション」は初期見積りにも入れてもらおう

まず、整理しておきたいのは、結婚式に必要不可欠な「ベーシック」項目と各カップルのニーズによる「オプション」項目。冒頭でも説明した通り、カップルのニーズがはっきりしない段階で提示する初期見積りは「ベーシック」項目のみで構成しているケースがほとんどです。
以下の見積り書サンプルでは、「オプション」として初期見積もりには記載されないことが多い項目を水色で表示しています。
厄介なのは、式場によって何が「ベーシック」で「オプション」なのか、考え方がまちまちなことです。
「オプション」という位置づけでありながら、後々、注文するカップルが多い項目の主な例は、
 ✓ パーティ中の様子を動画撮影する「ビデオ撮影」
 ✓ 撮影した動画をダイジェストにまとめて最後に上映する「エンドロール」
 ✓ カラードレスや和装などの「お色直し」
 ✓ お色直しに伴う「ヘアメイクチェンジ」「2点目ブーケ」
など。
中には
・パーティ中の様子をプロカメラマンに撮ってもらう「スナップ撮影」
も「オプション」として初期見積りに入れていない式場もあります。

たとえば「お色直しは必ずしたい」など、最初から決まっている項目も、初期見積りに反映してもらうようにすると、よりリアルな結婚式費用に近い金額が見えてくるのではないでしょうか。

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■ 載っていない項目も持ち込みフリーとは限らない

持ち込み可能かどうか、式場見学の時点で確認しよう

初期見積りに記載されていない項目について、必要性を感じたカップルが、打ち合わせが始まる前までに、自分たちで用意しようと思うのは自然な流れです。でも、いざ打ち合わせが始まってみると、持ち込みNG・持ち込み料がかかるといったケースも珍しくないので要注意です。

初期見積もりに記載がない項目に限らず、「以前から注目していたものがある」「友人にプロカメラマンがいるから頼みたい」といった要望がある場合は、式場見学の時点でプランナーに相談しておきましょう。

■ 数万円単位でじわじわ上がる要注意項目

「控室料」と言っても何を指すのか、具体的に確認しよう

式場によって考え方がまちまちなのは「ベーシック」項目と「オプション」項目だけに留まりません。たとえば「控室料」という項目については、「会場使用料」に含めている式場もあれば、別途記載している式場もあります。記載されている場合も、「控室」とは新郎新婦が支度するブライズルームを指すのか、親族用の控室を指すのか、また基本料金の範囲で何時間借りられるのかなどは分からなかったりします。

こうしたあいまいな項目は、詳しい内容を確認しておかなければ、後々、追加料金が必要になったりします。一つひとつは数万円単位かもしれませんが、気づいたら軽視できないほどの額に膨らんでしまうので要注意です。

上記の見積り書サンプルのうち、ピンクで色分けした「主要アイテムに含まれていて記載がないケースが多い」項目の中でも、特に注意が必要な8項目を詳しく解説します。

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1.控室料

たとえば、1組限定貸し切りのゲストハウスなどは、式場全てをそのカップルに貸し出すという考え方なので、控室なども会場使用料の中に含めているケースが多いです。一方、ホテルなど結婚式以外でも使われる施設などは一つひとつの部屋を時間単位で貸し出すという考え方だったりするので、どの部屋を・いくつ・何時間、借りられるのか、細かく確認しておきましょう。

2.ドレスのお直し料

ウェディングドレスのレンタル料に含まれているケースもありますが、中には1ヵ所直すにつき2万円など追加費用がかかる場合もあります。特に、マタニティなど体型に不安がある場合は、要チェックです。

3.介添え料

「介添え」とは結婚式の間中、新郎新婦、特に新婦に付き添ってお辞儀のタイミングなど振舞い方や所作をアドバイスしたり、ドレスの裾やシワを整えてくれたりするスタッフ。ヘアやメイクの乱れを直したりもするため、ヘアメイクさんにお願いすることが多く、その場合、ヘアメイク料に含まれていたりします。

式場によっては、ヘアメイクさんとは別に介添え専門のスタッフがいたり、挙式だけは別のスタッフがリードしてくれたりすることもあります。その場合、どのシーンで・どんなことを・何時間、お願いできるのか、詳しい内容を確認しましょう。

4.ヘアメイクリハーサル

結婚式の1ヵ月前頃、当日のヘアメイクを打ち合わせするのが「ヘアメイクリハーサル」。ヘアメイク料に含まれているケースも多いですが、お色直しやスタイルチェンジをする場合、基本料金内で2スタイル分のリハーサルが可能かどうか、もし1回で納得いくスタイルが決まらなかった場合、複数回対応してもらえるか、当日の衣裳を着てリハーサルしてもらえるかどうかなども確認しましょう。

5.引き上げ料

結婚式が終わった後、普段着に着替えたり、ヘアメイクを元に戻してもらう料金。一般的にはヘアメイク料に含まれていることがほとんどですが、確認が必要です。その後、二次会を予定している場合は、料金内で二次会の支度もサポートを受けられるか、確認しておきましょう。

6.スナップ撮影

基本料金には、撮影データのみが含まれているケースも多いです。紙質やカット数にもよりますが、アルバムを付けると一気に数万円、10万円単位で上乗せになるので、どんなラインナップがあるのか、それぞれいくらなのか、見せてもらいましょう。

7.宛名筆耕

招待状などゲストの宛名をプロに毛筆で書いてもらうサービス。基本料金に含まれるのは印字の宛名ですが、プロの毛筆を見ると、その高級感や特別感から「プロに頼みたい!」となるカップルも少なくありません。ゲスト1人あたり400円などですが、70名分お願いすれば2万8000円になるので、最初に確認しておきましょう。

8.音響照明料

BGM、エンドロールやプロフィールムービーに、その式場で推奨していない楽曲を使用したい場合、著作権などの問題で追加料金がかかることがあります。その場合、1曲あたりいくらかかるのかを確認する他、式場が推奨しているラインナップなどを提示してもらうことをおススメします。

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■ 比較困難の代表格 フード&ドリンク

1.料理
パンにランクがあるケースも

「コース料理は2コースを食べ比べて選びたい」といった場合、新郎新婦、2人分の試食料金がかかることがあります。
コース料理と共に提供されるパンにもランクがあったりします。たとえば、基本料金に含まれるのはバゲットの食べ放題のみで、グレードアップすると複数種類のパンが食べ放題になるといった具合。ゲストの顔ぶれを思い浮かべて考えてみましょう。

2.フリードリンク
ラインナップでその式場のセンスが分かる?

基本料金に含まれるラインナップは、ビール・赤ワイン・白ワイン・カクテル2種(または、日本酒・焼酎)・ウーロン茶・オレンジジュースというのが一般的。
グレードアップすることで種類が増える式場もあれば、お酒の銘柄がランクアップする式場もあります。中には、乾杯用のスパークリングワインが1本1万円以上する高級シャンパンに変わり、しかも飲み放題になるという式場もあるそうです。
お酒好きな人は、その式場がラインナップしているワインやシャンパンの銘柄を尋ねることでセンスをうかがい知ることもできるのではないでしょうか。

3.ケーキ
先輩カップルの写真を見て値段を聞こう

基本料金に含まれているのは、スクエアタイプのシンプルな1段ケーキ、フルーツもあまりのっていなかったりします。写真映えしたいから2段、3段に増やしたいといった場合、ゲスト1人あたりプラス数百円の追加料金になったり、オリジナルデザインにしたい場合は、デコレーション用の「マジパン」1つにつき、いくら追加など変わってきます。

過去のアルバムなどを見せてもらいながら、先輩カップルがどんなケーキを頼んで、それぞれいくらかかったなどを尋ねるのもおススメです。

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ーまとめー
総額だけでは比較できない

リアルな結婚式費用の参考になる初期見積りを手に入れよう

その式場で挙げるといくらかかるかというのは、最も重要な式場選びの条件の1つ。内訳の一つひとつを正確に判断できなければ、総額で見るしかないかもしれません。でも、これまで述べてきたように、表記の仕方や基本料金に含まれる内容が式場によってまちまちなので、一概に総額だけでは比べられないのです。

見積りのうち、注意が必要な項目や確認すべきポイントはどこか、また、2人が結婚式のどこにこだわりたいのか、準備を整えた上で、式場見学に臨み、リアルな結婚式費用の参考になるような、意味のある初期見積りを手にしましょう。

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