約4割が「結婚式しない」
リクルートブライダル総研の「結婚総合意識調査2022」によると、ウェディングパーティを実施したカップルは59.6%。ウェディングパーティに限定せず、なんらかのウェディングイベントを実施したカップルは75.7%。
「ウェディングパーティ」が一般的な挙式披露宴を指しているなら、約4割のカップルが実施していないことになります。このデータから、「結婚式をしない」という選択はもはや少数派ではないと言えます。
結婚式をするかしないかは、個人の自由意志によるものです。しなくても婚姻届を提出すればふたりは法律上の夫婦として認められ、法的な問題はありません。
最近は「結婚するなら結婚式をするのが当たり前」といった固定概念も薄れており、しないという決断をしても、恥ずかしい思いをしたり、とがめられるような雰囲気はなくなっています。
両親世代も「挙げなさい」などと強いるのではなく、ふたりの判断にゆだねるスタンスの人が増えています。
結婚式をしない人の主な理由
結婚式をしない理由は、大きく以下の4つに分けられます。
1.お金がもったいない
結婚式の総額平均は、303.8万円(ゼクシィ結婚トレンド調査2022調べ)と言われており、「貯金がない」など、数百万円ものお金を物理的に用意できない人もいます。
一方、ふたりの貯金を合わせたり、結婚式に参列するゲストからもらえるご祝儀を考えれば、足りなくはないけど「たった1日のためにこれだけのお金を払うのはもったいない」など、自分の金銭感覚に合わないというケースもあります。
後で紹介する先輩カップルのなかにも「金銭感覚に合わない」という理由で、結婚式に消極的だった人がいます。
2.目立つのがイヤ
結婚式といえば、ウェディングドレスやタキシードなど精一杯ドレスアップした新郎新婦が大勢のゲストの前でスポットライトを浴びているシーンを思い浮かべる人は多いはず。
そのイメージから、性格的に控えめだったりすると「自分にはふさわしくない」と尻込みしてしまう人もいます。
以下は、後で紹介する先輩花嫁のコメント。
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(M. Wさん/東京都) 「ドレスを着て大勢の前に立つなんて、引っ込み思案な自分には合わないイベントだと思っていました。周りにも結婚式をしなかった友達がいて、挙げなくてもいいものなら、遠慮しておこうと思いました」
3.フォーマルな場に気後れする
結婚式場の大半は、高級ホテルやお城のような建物など、普段はなかなか足を踏み入れない、非日常的な場所です。
「そんな場所に行くだけでも緊張するのに、まして自分たちが主役になるなんて想像もできない!」などと気後れしてしまう人もいます。
4.再婚や授かり婚
新郎新婦のどちらかが再婚の場合、すでに結婚式をしていてゲストに何度も列席してもらうのが心苦しいという理由で結婚式を控える人もいます。
授かり婚の場合は、新婦の体調が安定しなかったり、時間もお金も結婚式より出産や育児に回したいといった意識が働き、後回しになりがちです。
以下は、後で紹介する先輩花婿のコメント。
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(T.Tさん/東京都) 「妻が妊娠してからは出産や子育てに精一杯で、結婚式のことまで考えられなくなりました」
授かり婚の場合、出産後、ひと段落してから結婚式を計画する人もいますが、子育てにはなかなか区切りがつかなかったり、ふたり目を授かったりして、タイミングを逃がしてしまうこともあります。
結婚式をしない人が代わりにやっていること
一般的な結婚式をしない場合、以下のような方法でも結婚の節目を祝うことができます。
・フォトウェディング
ウェディングドレスなどの花嫁衣裳を着て、ふたりが夫婦になった記念を写真に残すことができます。
スタジオ撮影のほか、景色のきれいな場所で撮るロケーション撮影もあります。
撮影・衣裳レンタル・ヘアメイクなどがセットになったパックプランの相場は10~15万円。
料金は結婚式の総額と比べると大幅に安いので、経済的な理由で結婚式を諦める人も、フォトウェディングなら検討しやすいのではないでしょうか。
また、スタジオ撮影なら体調が不安定な妊娠中の花嫁も休憩できる場所があるので、体に負担をかけずに記念を残すことができます。
>>参考記事:フォトウェディング費用の相場はいくら?
・ふたり or 家族でお食事会
大勢のゲストにお披露目しなくても、夫婦や家族でお祝いする時間は設けたいという人にぴったりなのがお食事会。
お互いの家族も招待すれば、「家族婚」のような雰囲気になります。
「目立つのはイヤだけど両親には晴れ姿を見てほしい」という人は、ウェディングドレスなどの花嫁衣裳を着てみてはいかがでしょうか。
食事にかかる費用は、両家顔合わせ食事会を参考にすると、お昼のコースなら飲み物代を含めて1人あたり7,000~8,000円、夜のコースなら飲み物代を含めて1人あたり1万5,000円程度。
・挙式&記念撮影
大がかりなセレモニーやパーティには気後れするけど、結婚のけじめをつけたいという人には、挙式と記念撮影のみのミニマムなプランもあります。
小さくても厳かな雰囲気になるので、両親に「節目はきちんと」などと背中を押された人にも選ばれやすいスタイルです。
10万円以下の格安プランだけでなく、ホテルや専門式場、神社などが手掛ける、40~50万円程度の本格的なプランもあり、それぞれの予算に合わせて選べます。
しなくても後悔しない? 結婚式でしか得られない価値とは
ここまでお伝えした通り、結婚式をしなくても、結婚の節目を祝ったり記念に残す方法はあります。では、何百万円もかかる結婚式にはどんな価値があるのでしょうか?
ここからは、結婚式の価値、結婚式以外の祝い方にはないメリットなどを紹介します。
それらの価値を知ったうえで判断することで、後悔のない選択ができるのではないでしょうか。
1.これまでにお世話になった人が勢ぞろいしてくれる
ふたりの家族、親せき、友人、職場関係者など、これまでお世話になった人が勢ぞろいしてくれる光景は、結婚式ならではのもの。
その光景を見た瞬間、感動の涙を流すカップルもいます。
「ゲストが集まってくれるのは想定通りでは?」という疑問も浮かびますが、想像するのと実際に見るのでは大きな違いがあります。
目の当たりにしてはじめて、「自分はこんなに大勢の人に支えられて今日を迎えているんだな」といった感慨も湧いてくるのではないでしょうか。
結婚式を挙げた人にしかできない貴重な体験のひとつです。
2.大切な人に祝福してもらえる
結婚式は、大切な人にお祝いの言葉をかけてもらえるのも嬉しいポイントのひとつ。
「結婚式で祝福されるなんて常識でしょ」と思う人もいるかもしれません。でも実際に経験してみると、想像以上に自分の幸せを喜んでくれるゲストの姿に胸を打たれる人も多いようです。
以下は、後で紹介する、迷った末に結婚式をした卒花嫁の感想です。
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(R.Wさん/新潟県) 「小学生からの親友が、挙式の時から涙ながらに祝福してくれている姿に感動しました。いつも冗談を言い合う間柄で、まさかそんな風に喜んでくれるとは思いもせず、こんなに大事に想ってくれていたんだなと胸が熱くなりました」
3.最大の親孝行ができる
「親のため」というのは、結婚式を挙げようと決めた人の大きな理由のひとつです。
両親にとって、子どもの結婚は「子育ての卒業式」でもあり、一人前になった姿を見せることは最大の親孝行だと言えます。
以下は、後で紹介する結婚式をしなかった卒花婿の話。
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(A.Mさん/埼玉県) 「結婚が決まった時、『写真だけでも・・・』と言った親の気持ちを想像すると、私が一人前になったことを実感できる証のようなものが欲しかったのではないかと思います」
また、結婚は人生で最も大きな節目とも言えるタイミングで、両親に感謝の気持ちを伝える絶好のチャンスでもあります。
手紙などは、その気になればいつでも書けるかもしれませんが、結婚という節目だからこそ湧いてくる感情、出てくる言葉もあります。
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(A.Mさん/埼玉県) 「なんでもない時に『育ててくれてありがとう』と言うのは、なかなか難しい。結婚式は、改まって感謝を伝えても自然に受け入れてもらえる貴重な機会だと思います」
4.夫婦になるという自覚が芽生える
結婚式はふたりが夫婦になったことをお披露目するイベント。恋人から夫婦、家族になることを自覚する機会でもあります。
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(A.Mさん/埼玉県) 「結婚式をしなかったため、夫婦になったことを実感する間もなく、いつの間にか家族になっていたという感覚があります。どんな形であれ、結婚の記念を残しておくことで、恋人から夫婦、夫婦から家族と段階を踏んで絆を深めていけたのではないかと思います」
1ヵ月後に結婚式を控えたS.Oさんは、当日、初めて会う相手の親せきなどに挨拶することで、よりふたりの絆が深まり、夫婦としての実感も強まる予感がしているそう。
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(S.Oさん/神奈川県) 「妻の家族や親せきに夫として認めてもらう場にもなると思うので、夫婦になるんだなという実感は湧きそうですね」
結婚式しなかった or しないつもりだった先輩カップルのホンネ
ここからは、結婚式をしなかった & しないつもりだったけど挙げたという先輩カップルのインタビューを紹介します。
しなかった人はどんなことに後悔しているのか、しないつもりだったのに挙げることにした人のきっかけ、挙げた後、どんな気持ちになったのかなど、参考にしてみてください。
<結婚式をしていない>
・ 妊娠で結婚式を無期延期 「なんとか妻の親に花嫁姿を!」(T.Tさん/東京都)
T.Tさん夫妻(東京都)は、結婚式に向けて動きはじめた矢先に妊娠が分かり、結婚式を挙げるタイミングをはかりかねているそうです。
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(T.Tさん) 「妻はひとり娘。ご両親に晴れ姿を見てもらうためにも結婚式を挙げたいと思っていましたが、妊娠してからは出産や子育てに精一杯で、結婚式のことまで考えられずにいました。子どもも2歳になり、家族のお披露目を兼ねた結婚式を考えていますが、いつ挙げるかで悩んでいます」
妻のSさんも結婚式には前向きで、妊娠安定期に入ったころから式場見学を再開したものの、体調を崩す日があったり、式場とのやり取りなどが負担になってしまい、一旦ストップ。
結婚式の代わりに、準備や体への負担が軽いウェディング&マタニティフォトの撮影を行いました。
出産後「パパママ婚」を挙げるにせよ、子どもが生まれる前にふたりの記念を残しておきたいという気持ちがあったからだそう。
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(T.Tさん) 「親になる前のふたりを写真に残せて良かったと思います。何もしていなかったら、後々、心残りに思ったかもしれません。
撮影中、改めて妻の美しさに気付かされたり、照れながらも嬉しそうな妻の表情に私も嬉しくなったりと、素敵な時間を過ごせました。仕上がったアルバムをお互いの両親に見せると、すごく喜んでもらえたことも良かったことのひとつです」
今後、子どものお披露目を兼ねた「パパママ婚」も検討していますが、時期やウェディングスタイルを模索中。
今結婚式を行うと、まだ幼い子どもがぐずってパーティに水を差したり、ゲストに迷惑をかけるかもしれません。それなら4、5歳になるまで待つという手もありますが、その間に、2人目を授かる可能性もあります。
ただ、身内だけのパーティなら子どものことも大目に見てもらえそう。その場合、ホテルのスイートルームなどで、少人数婚という選択肢も出てきます。
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(T.Tさん) 「このまま結婚式をしなくてもドレス姿の写真が残るものの、やはり妻の両親に花嫁姿を見せたいという気持ちはあります。お互いの実家が埼玉と福島で離れており、両家顔合わせ以来、家族同士が対面する機会もなかったので、できるだけ結婚式を挙げられるように色々な方法を考えてみたいと思っています」
・記念写真もない・・・ 親や妻へ気持ちを伝える機会を逃がした(A.Mさん/埼玉県)
結婚式もせず、記念写真も撮らずに結婚18年目を迎えるA.Mさんは、どんな形にせよ結婚の記念を残しておけばよかったと後悔しているそうです。
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(A.Mさん) 「当時は経済的な余裕がなく、授かり婚だったために出産や子育てにお金がかかることを考えたら、無理に結婚式や記念写真を撮る必要はないと思っていました。でも、結婚10年目ぐらいの時に、夫婦の記念を残す機会を逃がしてしまったことに気付き、取り返しのつかない気持ちになりました」
妻のMさんは、早くに両親を亡くしていて、花嫁姿を見せたいと思う相手も思い当たらず、結婚式をしない、記念写真もいらないというのはふたりとも一致していました。
それでもA.Mさんは、3つの理由で後悔しています。
<後悔ポイント1>夫婦になるプロセスを飛ばしてしまった
授かり婚だったMさん夫妻は、結婚と同時に親になりました。結婚式をしなかったことで、夫婦になったことを実感する間もなく、いつの間にか家族になっていたという感覚があります。
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(A.Mさん) 「結婚にあたり、妻を実家に連れて帰ったりもしましたが、その時点では恋人の延長という感覚。今では、妻もM家の一員として馴染んでいますが、結婚式をしていればもっと早い段階から家族の絆も深まっていたかもしれないと思うと、もったいない気がしています」
<後悔ポイント2>親孝行の機会を逃がしてしまった
A.Mさんは結婚が決まった時、両親に「写真だけでも残しておいたら?」と勧められましたが、やめておきました。自分たちではお金の工面が難しく、やるとなれば両親に負担をかけてしまうと考えたからです。
でも今振り返ると、両親は自分の晴れ姿を見たかったのではないかという気がしています。
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(A.Mさん) 「親の気持ちが分かるようになった今、両親は、子どもが家庭を持ち一人前になったことを実感したかった、その証が欲しいと思ったのかもしれないと思います。
もし、結婚式で私が友人や職場の仲間などに祝福されている様子を見れば、『こんなに素晴らしい人たちに恵まれた』と安心したり喜んでもらえたかもしれません」
また、結婚式は両親に対し育ててくれた感謝を伝える場でもあったと思うようになり、それも後悔していることのひとつだそう。
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(A.Mさん) 「両親に感謝を伝えることは、いつでもできそうに思いますが、なんでもない時に『育ててくれてありがとう』と言っても、両親の側も『いきなりどうした?』となりますよね。結婚式は、改まって感謝を伝えても自然に受け入れてもらえる貴重な機会だと思います。両親も高齢になってきた今、貴重な機会を逃がしたと後悔しています」
<後悔ポイント3> 妻への負い目
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(A.Mさん) 「男性にとって結婚式は妻に対して『幸せにするよ』といったメッセージを込めた愛情表現という面もあると思うんです。だからこそ『奥さんのために・・・』という男性も多いと思います。でも自分は、それをしてあげられなかったというのが心残りになっています」
A.Mさんが悔やみはじめたのは、結婚10年目の時。新調した結婚指輪をプレゼントして妻にも喜んでもらえたものの、「結婚式は難しいよな」という考えがよぎりました。
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(A.Mさん) 「周りからも『10年の節目に挙げれば?』と勧められましたが、子どもの教育や今の生活を考えると、私たち夫婦の間には『今更・・・』という空気感があります。銀婚式まで待つという選択肢もありますが、その頃になってドレスを着る気になれるかどうか・・・結婚式には相応しいタイミングがあると思います」
<迷った末に挙げた>
・着飾るよりも祝福されることに価値があった! (R.Wさん/新潟県)
フォトウェディングで十分だと思っていたR.Wさんが、結婚式を前向きに考え始めたのはウェディングドレスに袖を通した時のこと。
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(R.Wさん) 「これまで20組程度の結婚式に参列してきましたが、元々結婚願望も薄かった自分には、遠い世界のことのように感じていました。でも、ドレスを着てみて『自分も挙げていいんじゃないか』と思えて、そんな気持ちがあったことに自分でも驚きでした」
結婚式を終えたRさんは、「主役は新郎新婦」というのを本当の意味で理解できた気がすると言います。
「結婚式は自分には遠い世界」と思っていた頃、新郎新婦が「主役」と言われるのは、美しく着飾り大勢のゲストの前に立つからだと考えていました。
でも、自分が結婚式を挙げてみて、ゲストがふたりのために集まってくれること、人生の重大な節目を祝福されることが「主役」なのかもしれないと考えるようになったそうです。
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(R.Wさん) 「結婚式は、これだけの人が私たちのために集まって、自分のことのように喜んでくれる、自分がそんな温かい人たちに恵まれている幸せをかみしめる時間でした。
とくに印象に残っているのは、小学生からの親友が、挙式の時から涙ながらに祝福してくれたこと。いつも冗談を言い合い、ふざけ合う間柄だったので、まさかそんな風に喜んでくれるとは思いもせず、こんなに大事に想ってくれていたんだなと胸が熱くなりました。
結婚式をしないまま月日が経ったとして、後悔するかと言われたら後悔しようがない気もします。経験しなければ想像もできない感動だったので。
結婚式準備の過程で、どんどん予算が膨らみ『やっぱりやめておけば・・・』と思ったこともありますが、今となっては人生に一度しかない、貴重な経験だったと思います」
・「親のため」ならやる意味がある (S.Oさん/神奈川県)
S.Oさんが、結婚式を挙げるきっかけになったのは、職場の上司に「結婚式は親のためにやるという面も大きい」と言われたこと。
とくに、妻の両親の気持ちを考えたら、娘の晴れ姿を見たいと思っているかもしれないし、見てもらえたら間違いなく喜んでもらえるはず。
さらに、今までお世話になった人が自分たちのために集まってくれることにも大きな価値があると思えました。
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(S.Oさん) 「自分たちの軸で考えたら、結婚式をやる意味は薄いと思っていました。大勢の前でキレイな衣裳を着るイベントだと思えば、ふたりで旅行に行ったり、新居のインテリアを充実させる方が有意義に思えたんです。
でも『親のため』という今までになかった視点を示されて考えが変わりました」
・自分が思う以上に愛されていたと実感(M.Wさん/東京都)
M.Wさんが結婚式をすることにしたのは、父親からの「圧力」が大きかったそう。
Mさんは引っ込み思案な性格。ドレスを着てスポットライトを浴びることに抵抗があり、しなくていいものならしたくないと考えていました。
両親にも結婚式はしないつもりと伝えていましたが、帰省するたびに「結婚式は?」と聞く父の様子から、挙げてほしいという気持ちが伝わってきました。
さらに夫からも「長く会えていない友達に会ういい機会にもなる」と言われ、覚悟を決めることに。
結婚式が楽しみになったのは、初めてドレス試着した時のこと。美しいドレスに見とれたり、ドレスショップの素敵な世界観に触れるうちに、自分の深層心理にも「お姫様」に憧れる気持ちがあったんだと気付かされたそうです。
結婚式を挙げてよかったと思うことは、大きく2つあります。
1つ目は美意識が上がったこと。結婚式で「キレイ」「かわいい」と言われ、容姿を褒められると嬉しくなる気持ちに気付き、きれいでいる努力をしようと思うようになりました。結婚式が終わっても、ストレッチなどのトレーニングを続けているそうです。
2つ目は、自分が思っている以上に周りに愛されていることを実感できたこと。
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(M.Wさん) 「結婚式から半年ほど経って、おばの家を訪ねたら、私が読んだ「花嫁の手紙」の話題になりました。
高校時代に直面した困難を両親が支えてくれた話について、当時、おばも父から聞いていて心配していたそうで、うまく乗り越えていたことを知り安心して涙が出たと言ってくれました。
父もおばも私が思う以上に私のことを心配してくれていた、その愛情が嬉しくて心が温かくなりました」
結婚式ならではの価値を踏まえ後悔のない判断を
結婚式は義務ではありません。結婚式をしなくても婚姻届を提出すれば、結婚は成立します。
ただ、ふたりにとって大切な人が勢ぞろいしてくれたり、集まったゲストが想像以上に自分たちの幸せを祝福してくれたりと、結婚式でしか得られない価値もあります。
結婚から何年か後に挙げることもできますが、新生活がスタートしてしまうと、出産・子育てなどの都合や、ふたりの気持ちの面でもタイミングが合わずに実現しないこともあります。
後になって後悔しないよう、ふたりの価値観によく照らし合わせたうえで、納得したうえでベストな判断をしましょう。
「結婚式に何百万円もかけるなら、ふたりで旅行に出かけたり、新居のインテリアをグレードアップする方が有意義だと思っていました」