式を盛り上げるリングガール・リングボーイのすすめ 誰に頼む?衣装や演出法、お礼は?
余興・演出・司会者

式を盛り上げるリングガール・リングボーイのすすめ 誰に頼む?衣装や演出法、お礼は?

2021.05.18 2021.05.18

結婚式が和やかな雰囲気につつまれる、小さな子どもが結婚指輪を運ぶ人気の演出「リングガール・リングボーイ」。誰にどう頼むか、子どもの年齢に合わせた衣装や演出方法、お礼はどうするかなどを紹介します。

目次

  1. ■リングガール・リングボーイとは?
  2. ■リングガール・リングボーイ演出を行うメリット
  3. ■リングガール・リングボーイの頼み方
  4. ■子どもの年齢別、おすすめの衣装と演出方法
  5. ■リングガール・リングボーイのお礼は?
  6. ■リングガールを頼むときに気をつけること

■リングガール・リングボーイとは?

「リングガール・リングボーイ」とは、結婚式でバージンロードを歩き、新郎新婦の元に結婚指輪を届ける子どもたちのことです。子どもが大切なリングピローを運ぶ姿がとても可愛らしく、結婚式で大人気の演出となっています。

また、小さな子どもが挙式のお手伝いをしてくれる演出に「フラワーガール・フラワーボーイ」というものもあります。こちらはバージンロードに花びらをまきながら、花嫁を先導する女の子や男の子のこと。花びらをまくことには、バージンロードを清める意味があるといわれています。役割は違いますが、依頼の仕方や衣装、お礼は共通なので、参考にしてください。

■リングガール・リングボーイ演出を行うメリット

リングガール・リングボーイ
子どもの親にとっても晴れ舞台となる

リングガール・リングボーイが一所懸命に、でもどこかたどたどしい様子で新郎新婦の元へ結婚指輪を届ける様子はとてもかわいらしいもの。新郎新婦や出席者の顔は自然に笑顔になり、式はとても暖かく、和やかな雰囲気になるでしょう。

また、リングガール・リングボーイ役の子どもの親にとっても、子どもの成長を見ることができる嬉しい晴れ舞台となります。さらに子どもが親戚である場合には、祖父母や家族にも一段と喜ばれるでしょう。

リングガール・リングボーイの演出は、会場全体においてもメリットがあります。小さな子どもを優しく見守る参加者の気持ちに一体感が生まれ、次に続く披露宴に向けて温かい雰囲気で進むことができます。

■リングガール・リングボーイの頼み方

リングガール・リングボーイ
新郎新婦との関係性に合わせて依頼しよう

実際にリングガール・リングボーイの演出を取り入れるかを検討し始める時期は、式の日程が決まり次第なるべく早めがおすすめです。子どもや親御さんの都合もあるため、半年前を目安に役を頼みたい子どもの親に連絡を取り、式への参加とリングガール・リングボーイのお願いを打診しましょう。

では、誰に、どのようにして頼むのが相応しいのでしょうか。
基本的にリングガール・リングボーイは、新郎新婦どちらかの親戚や親しい友達の子どもにお願いするケースが多いようです。

リングガール・リングボーイは結婚指輪を運ぶ大事な役なので、指輪を落としてしまったり、紛失する心配が少なくなる3、4歳以上の子どもに頼むのが一般的。しかし、リングピローを持ちやすいものにしたり、蓋付きで落ちにくいものにしたりと、工夫次第では小さな年齢の子どもでも十分に可能になります。

年齢について決まりはありませんが、ある程度の年齢になると、目立つことを恥ずかしがる子もいます。仲のよい親同士で事前に決めてしまい、式が近づいてから本人に話してみたら断られて大慌て……といったこともあるので、本人への確認もしっかり取っておきましょう。

親しい友人の子どもの場合は、LINEや電話、メールなどで一度カジュアルに打診したあと、招待状の送付に合わせて正式にお願いするのがよいでしょう。目上の人や親戚の子どもなどにお願いする場合には直接会ってお願いするなど、丁寧に依頼をすることでお互いに気持ちよく話をすすめることができます。依頼する子どもと新郎新婦との関係性に合わせて相応しい頼み方をすることが大切です。

いずれにせよ、口頭やLINE、電話などでお願いしたあとには招待状の送付の際に一筆書いたカードなどを添えて正式にお願いしましょう。カードには式の集合時間やリハーサルのスケジュール、当日の服装などを書いて送るとより親切です。

リングガール・リングボーイ

■子どもの年齢別、おすすめの衣装と演出方法

リングガール・リングボーイ
子どもの年齢に合わせて工夫を

ここからは、リングガール・リングボーイの年齢に合わせておすすめの衣装や演出方法についてご紹介します。子どもの年齢に合わせてさまざまな工夫をすることで、より一層素敵な演出になりますよ。

・3歳以下の子どもの場合

リングガール・リングボーイ
乗り物に乗って登場

リングガール・リングボーイの役割を担う子どもが3歳以下の場合には、小さなクルマなどの乗り物に乗って登場する演出方法があります。そのほかに親御さんや兄弟・姉妹と手を繋ぎながら一緒に登場するという方法もおすすめです。子ども本人も誰かと一緒に登場することで緊張せず、安心して役割をこなすことができますよ。

衣装は可憐なドレスやワンピーススタイルなどがおすすめです。また、基本的にはこの年齢の場合には白い色の衣装を着ることが多く、ほかにも水色やピンク、黄色といった淡い色のワンピースなども人気です。

・4、5歳(小学校上がるまで)の子どもの場合

リングガール・リングボーイ
花嫁と衣装の色味を揃えるのも素敵

年齢が4、5歳になると、ひとりで歩けるようになります。子どもの性格にもよりますが、安心してリングガール・リングボーイの役を任せることができるでしょう。加えて、当日に子どもが緊張や不安でひとりで歩けなくなった場合の対策なども事前に考えておくとより安心です。

リングガール・リングボーイの由来は、もともと花嫁を幸せな未来へといざなう天使をイメージしているという説もあり、衣装などの演出は、花嫁のドレスの色味に合わせた天使の格好の衣装などが人気です。小さな子どもが天使の格好をすることで会場全体の雰囲気が和やかになりますし、花嫁と衣装の色味を揃えることで統一感が出て、一層素敵な場になるでしょう。

・6~8歳(小学校入ってすぐ)の子どもの場合

リングガール・リングボーイ
タキシードでスマートに

子どもの年齢が6~8歳の場合は、お願いする子どもに段取りや役割などを細かく伝えることができるようになってきます。子どもがユニークな性格なら、新郎新婦も驚くような面白いポーズや登場で会場を盛り上げるケースもあります。

この年齢のリングボーイにおすすめの衣装として、タキシードがあります。子どもでもタキシードを着ることで、式の雰囲気に合わせてスマートに決めることができますよ。

・10歳くらいの子どもの場合

リングガール・リングボーイ
小さな子どもと一緒に登場するのも

10歳くらいの子どもにリングガール・リングボーイの役をお願いする場合、お姉さんやお兄さん役として小さな子どもと一緒に登場してもらう演出がおすすめです。この演出であれば、自分だけに注目が集まらないので、緊張やプレッシャーが減り、小さな子どもを助けながら歩くという責任感も生まれます。小さな子どもと一緒にかごの花を撒きながら登場する演出がロマンチックでおすすめです。

衣装を選ぶ際の注意点として、年齢が上がるにつれてどうしても花嫁衣装と印象が被りやすくなります。そのため白いドレスなどは避けた方が無難です。花嫁と色が被らないワンピースやセレモニードレス、制服、パーティドレスなどを選ぶとよいでしょう。

■リングガール・リングボーイのお礼は?

リングガール・リングボーイ
スケジュール通りに行かない可能性を考えて対策が必要

リングガール・リングボーイのお礼は、式当日に渡すのが一般的です。渡すタイミングとしては、リングガール・リングボーイが役目を終えた直後や披露宴中、お見送りのタイミングなどがあります。披露宴の席にあらかじめセッティングしておけばスムーズにお礼を渡すことができるのでぜひ検討してみてください。

実際に渡すお礼としては、年齢に合わせてお菓子や玩具などを渡すのがおすすめです。可愛らしくラッピングをして渡すことで、子どもも頑張った証として喜びます。小学校高学年の子どもにお礼をする際は、図書カードやギフトカードなどがよいでしょう。遠方から来てくれる方に対してはなるべくかさばらないお礼を用意するなどの配慮が必要です。

子どもの親御さんに対してなにかお礼をする場合は、お金やちょっとしたギフトを用意します。プレゼントやお金の相場は、大体1,000〜3,000円が目安。お礼に加えてメッセージカードを添えるとさらに感謝の気持ちが伝わるでしょう。

■リングガールを頼むときに気をつけること

リングガール・リングボーイ

リングガール・リングボーイをお願いするときに気をつけることとして、まず子どもの性格を考慮しましょう。子どもによっては緊張しがちな性格や恥ずかしがり屋の子もいます。たとえばラジコンカーに乗せて登場させたり、好きな音楽を入場曲で流すなどして、子どもに無理をさせずに、楽しんで協力してもらえるように工夫しましょう。

8〜9歳以降の子どもの場合は、役割を担うことを嫌がる可能性がります。子どもの性格や、親御さんの意見なども踏まえたうえでお願いするのがよいでしょう。

次に、小さな子どもにお願いする場合の注意点です。式当日に眠くなったり、緊張して歩けなくなってしまったりと、必ずしも思い通りに動いてくれない可能性があることを念頭に置きましょう。そういった場合は、たとえば親御さんと一緒に歩いてもらうなど、あらかじめ対策を考えておくことで、当日も慌てずに対応できます。

また、ある程度の年齢の場合には子どもに対してもしっかりと式の手順や役割を説明することがおすすめです。自分の役割について理解してリハーサルなどを行うことで、子どもにとってやりがいや達成感に繋がります。

新郎新婦はもちろん、子どもや親御さんにとっても素敵な思い出となり、より一層幸せな挙式へと導くリングガール・リングボーイの演出。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。


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